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カリフォルニア大学バークレー校|TOEFL・IELTS 必要スコア

カリフォルニア大学バークレー校

424 Sproul Hall #5900 Berkeley, CA 94720-5900

LIBERTY トップ 100 大学ランキング 13位

概要

カリフォルニア大学バークレー校、通称UCバークレー(University of California, Berkeley)は1868年にアメリカのカリフォルニア州に設立された州立大学です。10校あるカリフォルニア州立大学の中で最も権威のある大学です。

 

2020年度のアメリカの大学ランキングでは34位、世界ランキングでは13位となっています。

参考元:

https://www.timeshighereducation.com/student/best-universities/best-universities-united-states

 

UCバークレーは、アメリカトップクラスの研究大学であり、MSRI(Mathematical Sciences Research Institute)等の世界で有名な研究施設が生まれた大学でもあります。また、この大学は1964年に校内で生徒達が起こした表現の自由を求める運動「フリースピーチ・ムーブメント」を発端に、リベラルな考え方を重視しているのが特徴です。

 

また、プログラム数が豊富であり、110以上の学科が存在します。その中でも、哲学、工学、物理学、経済学、コンピューター工学、化学などの様々な学科がアメリカ大学院ランキングでも上位3位以内に入るほどのレベルの高い大学です。どの学部も入学の際に求められるスコアの水準も非常に高く設定されていますが、合格率は毎年約17%ほどです。

参考元:

https://www.usnews.com/best-graduate-schools/university-of-california-berkeley-110635/overall-rankings

 

シリコンバレーにも近く、アメリカらしいリベラルな多彩な生徒と一緒に勉強することができる歴史と伝統のあるUCバークレー。

本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。

 

【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。

テストスコア GPA* 3.90-4.00
ACT* 32-35
IELTS 7.0+
TOEFL/iBT 90+
SAT* 1450-1530
アメリカ大学ランキング* 34位
世界大学ランキング* 13位
学費+生活費* $67,058/年
平均奨学金* $18,178/年
合格率* 17%

*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。

参考元:

https://www.timeshighereducation.com/student/best-universities/best-universities-united-states

https://admissions.berkeley.edu/international-students

 

大学院で必要とされる英語力


 
UC Berkeleyの生徒は17%が外国籍の出身であり、アジア人が特に多く、63%となっていますが、世界中から優秀な生徒がたくさん集まってきます。

共通言語は英語で統一されており、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。

英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な学科の英語力のボーダーラインは以下の通りです。

 

School/Program

学科(大学院)

Minimum Required Scores

必要とされる英語資格の点数の最低スコア

TOEFL iBT IELTS (Academic)
Architecture

建築

90 7.0
Business Administration(MBA)

経営学

100 7.0
Chemistry

化学

90 7.0
Civil and Environmental Engineering

都市環境工学

90 7.0
Computer Science

コンピューター科学

90 7.0
Chemical engineering

化学工学

90 7.0
Chemistry

化学

90 7.0
Economics

経済学

90 7.0
Education

教育学

90 7.0
Global Studies

グローバル研究学

90 7.0
History

歴史学

90 7.0
Information Management and Systems

情報マネジメントシステム学

90 7.0
Journalism

ジャーナリズム学

105 7.5
Law (LL.M.)

法学(LL.M.コース)

100 7.0
Law (J.D.)

法学(J.D.コース)

N/A N/A
Mechanical Engineering

機械工学

90 7.0
Mathematics

数学

90 N/A
Physics

物理学

90 7.0
Psychology

哲学

90 7.0
Public Affairs

公共政治学

100 7.0
Public Policy

公共政策学

110 7.0
Statistics

統計学

90 N/A

 

参考元:

https://grad.berkeley.edu/admissions/requirements/#evidence-of-english-language-proficiency

 

TOEFLはiBTまたはPBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。基本的には正答率8割がボーダーになっていますが、いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと付いていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。

また、多くの学科でGREのスコアも必要となりますので、UC Berkeleyに入るためにはかなり高い英語力を求められます。

 

出願から合否発表までの流れ

 

オンラインで出願が可能

近年はオンライン環境も整い、アメリカの多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。UC Berkeleyも例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。

UC Berkeleyの公式のHPに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式HPを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。

 

出願書類

一般的にコースで必要になる書類は次のとおりです。

・願書(オンラインの申請フォームを入力します)

・受験料($140程度)

・学位の証明書(大学のもの。日本語英語両方)

・英語力の証明書(TOEFLまたはIELTSスコアが求められます)

・GRE(アメリカの大学院出願にあたって求められる共通試験です)

・推薦状(3通以上)

・自己推薦文

・志望理由書

 

注意

・ほかにも各コースによって必要書類が異なる可能性があるので、必ずご自身で確認しましょう。

・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。

必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。

 

英語原文

  • Online application form
  • Application fee ($140)
  • Academic records issued in the original language and accompanied by English translations
  • Evidence of English Language Proficiency
  • Graduate Record Examination (GRE)
  • Letters of recommendation
  • Personal History Statement
  • Statement of Purpose

 

「Berkeley Graduate Divisions」ウェブサイトの「Admissions」ページ参照:https://grad.berkeley.edu/admissions/requirements/

 

 

提出期限

  • 出願書類の提出期限:12月2日頃(コースによる)
  • 合格発表の期間:2月から6月の間

 

UC Berkeleyは出願書類の提出期限がコースによって細かく設定されています。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。

特にアメリカに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘をしてくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。

なお、UC BerkeleyはEarly Decisionがありませんが、人気校であり、膨大な応募数の中から判断されますので、早めに、かつ、Admission Officeの目に止まるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。

 

UC Berkeleyの合格率


 
シリコンバレーの近くという魅力的な立地にあり、世界中から選りすぐられたリベラルな若き才能が集うUC Berkeleyの大学院合格率はInternational students(留学生)の場合は約17%程度と言われています。

ただし、UC Berkeleyは日本以外のアジアの国々の応募者数が多く、中国人や韓国人などは英語力も高く、同じアジア人として合格へのハードルは極めて高いと言えるでしょう。

他のアジア人にも負けない英語力を身につけるとともに、個性を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがUC Berkeleyの合格への近道となります。

 

学費と奨学金制度

2年間の学費と生活費

UC Berkeleyは州立大学ですが、留学生の学費は高めに設定されていて、東京大学の5倍以上の金額が必要になります。

UC Berkeleyの1年間の学費は約4万4000ドル($1=110円換算:約485万円)とされていて、アメリカでの生活費(居住と生活費で年間で約300万円)も含めると2年間で1570万円程度は必要だと見積もっておきましょう。校舎が世界でも人気地域であるカリフォルニア州にあるため、生活費は他州に比べて高くかかる傾向にあります。

 

奨学金

非常に高額の授業料が必要なUC Berkeleyですが、残念ながら、UC Berkeley による留学生向けの奨学金の制度はありません。ただし、入学後に経済状況が悪いことを証明することで、返済不要の奨学金を借りることができる場合があります。また、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。

 

参考元:

https://internationaloffice.berkeley.edu/students/aid

https://grad.berkeley.edu/financial/fellowships/

 

そのほか、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。

民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/

大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/

 

著名な卒業生

歴史ある格式高いUC Berkeley。以下の方々のように、ノーベル賞受賞者など多くの著名人がUC Berkeleyを卒業しています。

  • John Kenneth Galbraith : 農業経済学|博士号(PhD)1934年卒/

経済学者・ハーバード大学名誉教授

  • Glenn T. Seaborg : 物理学|博士号(PhD)1937年卒/UC Berkeley2代目学長・ノーベル化学賞受賞
  • 緒方貞子: 政治学|博号(PhD)1963年卒/国連難民高等弁務官
  • Mimi Silbert: 心理学|博号(PhD)1968年卒/デランシーストリート財団(自立支援団体)創設者
  • Steven Chu : 物理学|博士号(JD)1976年卒/物理学者・ノーベル物理学賞受賞

 

参考元:

https://grad.berkeley.edu/news/headlines/honors-awards/alumniawards/

 

トリビア

UC Berkeleyは歴史ある大学なので、様々な言い伝えや伝統があります。

例えば、戦術や学芸の神様といわれるアテナというギリシャ神話の女神の像がDoe Libraryという図書館の北側の入り口にあります。その像のそばを通った人は誰でも彼女から知恵を与えられますが、同じドアから図書館を出た場合、知恵を奪われるという言い伝えがあります。また、Campanileというとても古い鐘塔の前に大きい石のボールが置いてあるのですが、その石は“4.0 Ball”と呼ばれ、試験前にそのボールをこすると良い成績が取れると言われています。一方で、校内にあるUC Berkeleyのマークを踏んだ場合は、その年は呪われると言い伝えられています。


https://ihberkeley.wordpress.com/2019/02/04/superstition-folklore-and-history-at-cal/

 

また、キャンパスの上にある丘にBig Cと呼ばれるコンクリートの金色のCマークのブロックがあります。最初、クラス対抗戦で1年生がその丘を登り、2年生が1年生を振り落とすゲームをしていましたが、危険なため禁止となり、代わりに1年生と2年生が一緒にBig Cを建て、その後、2年生が今でもそのCマークをUC Berkeleyの学校色の1つである金色に塗るという伝統が続いています。そして、永遠のライバル校であるスタンフォード大学との試合の前夜などは一晩中このBig Cをガードして守り続けています。

 

入学してみたら歴史ある格式高いUC Berkeleyらしい、さまざまな言い伝えや伝統を是非ともたくさん見つけてみてください。

 

まとめ

アメリカの公立大学でも一番人気なカリフォルニア州立大学(UC)の中でも、最も伝統のある格式高いUC Berkeley。1964年の学生によるフリースピーチ運動で大変有名となったこともあり、とても自由で多様な価値観を持った非常に優秀な生徒が世界中から集まってきます。

入学するにはとても高い壁とはなりますが、ほぼ全員が同一民族であり島国国家という価値観が偏りやすい環境にいる日本人にとって、UC Berkeleyという歴史もあり、非常に多くの学科を学ぶ環境している大学で学ぶことができれば、今まで出会ったことのない多彩な生徒や文化と出会うことができます。

更に将来はノーベル賞を受賞する方と一緒に勉強することができるかもしれません。

是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してみましょう。

 

UC Berkeleyに合格したLIBERTY受講者の声

【K. W.さん】

TOEFL iBT 100を越え107点達成。UCバークレーに合…

TOEFL 目標達成 / 海外 難関名門大学


K. W.さん

 

 

UC Berkeleyへの留学を目指しているみなさんへ


 
UC Berkeleyをはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません

 

現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?

 

いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。

なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。

目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。

 

さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。

日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。

LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…

 

①日本語と英語の間にあるギャップを解消し

②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び

③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる

 

…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。

 

またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。

 

その理由は主に2つあります。

 

①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない

 

一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。

その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。

 

LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。

 

留学後に使える英語を学ばないと意味がない

 

試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。

 

目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。

LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。

 

よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?

 

世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。

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