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【LIBERTY大学紹介】ワシントン大学|TOEFL・IELTS スコア

ワシントン大学

2023 King Lane Northeast, Seattle, WA 98105, USA

LIBERTY トップ 100 大学ランキング 28位

概要

ワシントン大学は、1861年にワシントン州シアトルに創立された州立大学です。もともとは、準州知事の提案によって、ワシントンの地位を高める目的で設立されました。ワシントン大学は、シアトルの他に、1990年にタコマとボセルにキャンパスを持っています。メインキャンパスであるシアトルキャンパスは、とても広大で世界最大級の図書館もあります。Quadという中庭には桜の木が沢山植えられており、アメリカの桜の名所としても有名です。

 

Times Higher Educationによると、2020年のアメリカ国内ランキングでは89位、世界ランキングでは26位となっています。

参考元:

https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/-1/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats

 

ワシントン大学は、“educating a diverse student body to become responsible global citizens and future leaders through a challenging learning environment informed by cutting-edge scholarship.”(最先端の学問や研究に打ち込むことができる環境を提供し、多様な学生達が責任感のある国際人や未来のリーダーになることができるように育成すること)をビジョンとして掲げています。また、ワシントン大学はDiscovery(発見)が最重要と考えていて、時代に応じて世界の最も複雑な問題の解決策を発見し、ワシントンや世界の人々の生活を豊かにしてきました。

ワシントン大学は研究にとても力を入れており、研究費基金の額はアメリカの大学の中では5位以内に入っています。さらに、ワシントンはテクノロジー企業のメッカであり、ワシントン大学もアマゾン、任天堂、マイクロソフトなどの大企業と歴史的に連携してきました。ビル・ゲイツなどはマイクロソフトを創設する以前にワシントン大学のラボでスタートアップの準備をしていたことでも有名です。

このように恵まれた環境で思い切り研究・勉強をすることができる機会を与えられた学生たちは、学んだ内容を生かしてあらゆる分野で世界に貢献してきました。

 

ワシントン大学の大学院は、全部で430近くのプログラムを提供しており、あらゆる分野を網羅しています。特に医学、看護学、コンピューターサイエンス学、工学の分野で高い評価を得ています。

どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されており、大学学部入学の平均合格率は毎年約30%ほどです。

 

名門州立大学の一つとして、世界最高水準の研究施設と教育環境を提供し、リーダーシップを兼ね備えて世界に貢献できる人材を育成してきたワシントン大学。

本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。

 

【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。

テストスコア GPA* 3.75
ACT* 27-32
IELTS N/A
TOEFL/iBT 92+
SAT* 1220-1460
アメリカ大学ランキング* 42位
世界大学ランキング* 26位
学費+生活費* $ 53,019/年
合格率* 48.7%

*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。

参考元:

https://www.collegesimply.com/colleges/washington/university-of-washington-seattle-campus/

https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/university-washington

 

大学院で必要とされる英語力


 
ワシントン大学の学生は約16%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。

共通言語は基本的に英語で統一されており、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。

 

英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。

 

※TOEFL iBTが80点以上で入学を認められる場合もありますが、92点以下の場合は、別途英語の授業を受ける必要があります。また、teaching assistantshipsが欲しい場合は、TOEFL iBT の総合スコア92点以上、かつ、Speakingスコアが26点以上である必要があります。

 

School/Program

学科(大学院)

Minimum Required Scores

必要とされる英語資格の点数の最低スコア

TOEFL iBT IELTS (Academic)
Applied Science

応用科学

92 N/A
Architecture

建築学

92 N/A
Astronomy

宇宙学

92 N/A
Business Administration(MBA)

経営学

100 N/A
Chemistry

化学

92かつ

Speaking: 26

N/A
Computer Science & Engineering

コンピューターサイエンス&工学

92 N/A
Denstry

歯学

92 N/A
Economics

経済学

92 N/A
Education

教育学

92 N/A
Environment

環境学

92 N/A
Human Centered Design & Engineering

人類中心デザイン工学

106 かつ

Speaking: 26

N/A
Information

情報学

92 N/A
Law (LL.M.)

法学(LL.M.コース)

92 6.5
Law (J.D.)

法学(J.D.コース)

N/A N/A
Mathematics

数学

92 N/A
Medicine

医学

N/A N/A
Music

音楽

Master: 90

PhD: 100

N/A
Nursing

看護学

92 N/A
Pharmacy

薬学

100 N/A
Physics

物理学

92 N/A
Political Science

政治科学

92 N/A
Public Health

公衆衛生学

92 N/A
Public Policy and Government

公共政策学&政治学

92 N/A
Social Work

社会福祉学

92 N/A
Sociology

社会学

92かつ

Speaking: 26

N/A

参考元:

(https://grad.uw.edu/policies-procedures/graduate-school-memoranda/memo-8-graduate-school-english-language-proficiency-requirements/)

 

TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。基本的にIELTSを認めていないので、注意しましょう。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。

歴史ある名門州立大学の一つであり、恵まれた環境で勉強や研究をすることができる大学として多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるワシントン大学に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。

 

出願から合否発表までの流れ

 

オンラインで出願が可能

近年はオンライン環境も整い、アメリカの多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。ワシントン大学も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。

 

ワシントン大学の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。

 

出願書類

一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。

・願書(オンラインの申請フォームを入力します)

・受験料

・履歴書

・志望理由書

・学位の証明書(大学のもの。日本語英語両方)

・推薦状

・オフィシャルスコア(GREスコアおよびTOEFLスコア)

 

注意

・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。

・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。

必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。

 

英語原文

  • Online application form
  • application fee
  • Resume/C.V
  • Statement of Purpose
  • Transcripts
  • Letters of Recommendation
  • Official Documents (GRE scores and TOEFL scores)

 

(Department of Astronomy ウェブサイトの「GRADUATE ADMISSIONS」ページ参照: http://depts.washington.edu/astron/academics/graduate-admissions/#a2)

 

提出期限

  • 出願書類の提出期限:10月1日〜翌7月1日頃(コースによる)
  • 合格発表の期間:12月20日〜翌7月21日頃(コースによる)

 

出願書類の提出期限は学科によって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。なお、ワシントン大学は学科によってEarly Decisionがあります。

特にアメリカに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘をしてくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。

 

なお、ワシントン大学はアメリカの大学の中で志望者数が多く、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。

 

参考元:

https://apply.grad.ucsd.edu/departments

 

ワシントン大学の合格率


 
各学部がそれぞれ研究に力を入れ、卓越した人材を育て、さまざまな分野で世界に貢献してきたワシントン大学の合格率は、大学院の場合、平均約30%となっています。コースやプログラムによって学費は差がありますので、ウェブサイトで確認するようにしましょう。

優秀なだけでなく、新たな発見を通して世界的に複雑な問題解決に将来貢献できるような、チャレンジングな課題にも解決策を見つけ出すことができる人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがワシントン大学の合格への近道となります。

参考元:

https://grad.uw.edu/about-the-graduate-school/statistics-and-reports/admissions-statistics/

 

学費と奨学金制度

2年間の学費と生活費

ワシントン大学は州立大学ですが、留学生の学費はかなり高めに設定されています。

ワシントン大学の1年間の学費は、大学院の場合、平均で約$34,365ドル($1=110円換算:約378万円)とされていて、アメリカでの生活費(居住と生活費で年間で約300万円)も含めると2年間で約1356万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、学費もやや高めですが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。

なお、コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。

参考元:

https://www.washington.edu/opb/tuition-fees/current-tuition-and-fees-dashboards/graduate-tuition-dashboard/

 

奨学金

ワシントン大学は、残念ながら大学による大学院留学生向けの奨学金の制度はありませんが、学部によって奨学金がもらえる場合があります。また、入学後、成績が優秀な場合や、経済状況が悪いことを証明できる場合には、返済不要の奨学金をもらえることができる可能性があります。他にも、入学後に研究の助手や大学生への指導などをすることにより援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。

参考元:

https://iss.washington.edu/student-life/money-matters/scholarship/#uw_graduate_students

 

その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。

民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/

大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/

 

 

著名な卒業生

最高水準の教育、研究環境を提供し、責任感のある研究熱心な多くの学生が大学で得た知識などで世界のさまざまな複雑な問題解決に貢献することをミッションに掲げているワシントン大学。ノーベル賞受賞者も輩出しており、以下の方々のように、多くの著名人がワシントン大学を卒業しています。

 

  • Martin Rodbell(ノーベル生理学・医学賞 / 1954年 生化学博士号(PhD)取得)
  • Deborah Aschheim(ニューメディア・アーティスト / 1986年 彫刻学修士号(MFA)取得)
  • Gordon Hirabayashi(人権活動家 / 1952年 社会学博士号(PhD)取得)
  • Jeffrey Brotman(Costco Wholesale Corporation共同創設者 / 1967年 法学博士号(JD)取得)
  • George Nelson(NASA宇宙飛行士 / 1978年宇宙学博士号(PhD)取得)

 

トリビア

名門州立大学の一つとして長い歴史を持つワシントン大学には、同校らしい伝統や言い伝えがたくさんあります。なかでも、ワシントン大学は日本とも深い縁がある大学としても有名です。象徴的なエピソードを2つご紹介します。

 

ワシントン大学は1932年に29本のソメイヨシノを植えました。いまでも毎年春の時期になると、中庭は満開の桜を見る人たちでいっぱいになります。これらの桜は当時、日本政府がアメリカとの親善の証として送った桜の木の一部と言われています。また、ワシントン大学はワシントン・パーク・アーボリータムUW植物園という施設を管理しており、その中にはシアトル日本庭園があるのですが、ここにも桜が植えられています。

 

この他にもシアトルにはたくさんの桜が植えられてきており、春になると大学だけでなく街中できれいな桜を見ることができます。また、2010年には、野中宇宙飛行士を乗せたスペースシャトル「ディスカバリー号」にてこれらの桜を採取して塩漬けしたものを宇宙に運び、野口飛行士が桜花を入れた水玉を浮かばせたこともありました。


https://www.washington.edu/about/academics/

 

ワシントン大学と日本の親睦の深さは、パールハーバーのときに起きた象徴的なエピソードに知ることもできます。

 

当時から日系の学生が多く通っていたワシントン大学では、日本軍のパールハーバー攻撃を発端に出された大統領令によって、日系の学生が大学に通い続けることができずにいました。そんな中、当時の大学長は、日系の学生が強制収容されたり殺害されたりしないようにと、迅速に他の大学に転入できるように手続きすることで多くの日系学生の未来を守ろうとしてくれたのです。しかし、日本への逆境の時代、それでも多くの学生が転入することも卒業することもできずに月日は過ぎ去ってしまいました。

 

そのため、2008年にワシントン大学は当時卒業できなかった学生達を“The Long Journey Home”というセレモニーに招待し、名誉学位を与えたそうです。

 

入学できたら、ぜひ日本の町並みのように綺麗な桜を楽しむことはもちろん、長い親睦を引き継げるよう多くの人たちに日本の良さを伝えてくださいね。

 

このように世界中から優秀な学生が集まってきた歴史あるワシントン大学には、さまざまな伝統や言い伝えがたくさんあります。入学したら、是非たくさんの伝統に触れて刺激的で充実した学生生活を送ってください。

 

まとめ

アメリカで歴史のある名門州立大学の1つとして、国際社会において責任を持って研究や学識を深め、新たな発見をして世に貢献してきた研究者やリーダー達を世に出してきたワシントン大学。そのような最高な教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。

入学するにはとても高い壁とはなりますが、最高水準の研究施設、教育環境を提供しているワシントン大学で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。

将来は、新しい発明や起業などをして世界に名を残すようなリーダーと一緒に勉強したり、もちろん自らが世に影響を与える研究者や世界的リーダーとなるかもしれませんね。

是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。

 

ワシントン大学に合格したLIBERTY受講者の声

【N.Mさん】

TOEFL iBT 95達成。第一志望のワシントン大学に合…

TOEFL 目標達成 / 海外 難関名門大学


N. M.さん

 

 

ワシントン大学への留学を目指しているみなさんへ


 
ワシントン大学をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません

 

現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?

 

いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。

なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。

目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。

 

さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。

日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。

LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…

 

①日本語と英語の間にあるギャップを解消し

②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び

③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる

 

…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。

 

またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。

 

その理由は主に2つあります。

 

①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない

 

一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。

その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。

 

LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。

 

留学後に使える英語を学ばないと意味がない

 

試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。

 

目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。

LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。

 

よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?

世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。

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