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【LIBERTY大学紹介】トロント大学|TOEFL・IELTS スコア

トロント大学

63 St. George Street, Toronto, ON, Canada M5S 2Z9

LIBERTY トップ 100 大学ランキング 19位

概要

トロント大学は、1827年にカナダのオンタリオ州トロントに創立された州立大学です。もともとは、イギリス王室の許可によりキングカレッジとして設立されました。提供しているプログラム数も数百もありますが、どのプログラムもレベルが高いため、世界中から優秀な生徒が集まり、学生数がアメリカの大学と合わせても10位以内にランキングされるほど生徒が多くなっています。また、これまでにカナダの大統領も5人輩出しており、カナダを代表する大学となっています。

 

Times Higher Educationによると、2020年のカナダ国内ランキングでは1位、世界ランキングでは18位となっています。

参考:

https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/university-toronto

 

トロント大学は、“fostering an academic community in which the learning and scholarship of every member may flourish, with vigilant protection for individual human rights, and a resolute commitment to the principles of equal opportunity, equity and justice.”(個人の人権を注意深く保護し、機会の平等と公平性と正義の原則にしっかりコミットしながら、すべてのメンバーの学びと学識が成長できる学術的なコミュニティーを育てていくこと)をミッションとして掲げ、トロント大学は、カナダの都会的かつ国際色豊かな都市で急速に変化するグローバルな社会をリードする知識、スキルや競争力を身に付けることができるような変革的な教育と、また、最先端かつ革新的な研究環境を提供しています。

このような教育・研究環境で学んだ生徒たちは、インスリンや核細胞の発明、電子顕微鏡の開発といった歴史的な功績をあげ、世界に貢献してきました。また、莫大な寄付金などによる研究予算費用も北米トップクラスであることから、最先端の研究施設を多く有しており、バイオテクノロジーや医学分野などにおける先進的な研究で世界に貢献しています。

 

大学院は全部で300を超えるプログラムを提供しており、あらゆる分野を網羅しています。特に応用科学・工学、医学、経営学などが人気です。

どの学部も入学に求められるスコアの水準が非常に高く、大学の平均合格率は毎年約43%ほどです。

 

世界的な公立大学の一つとして、世界中から来る多くの学生に世界最高水準の研究施設と教育環境を提供してきたトロント大学。

本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。

 

【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。

テストスコア GPA* 3.7
ACT* 29
IELTS 6.5
TOEFL/iBT 100
SAT* 1300
アメリカ大学ランキング* N/A
世界大学ランキング* 18位
学費+生活費* $ 54,047/年
合格率* 43%

*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。

 

参考元:

https://worldscholarshipforum.com/university-of-toronto-acceptance-rate/

https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/university-toronto

 

大学院で必要とされる英語力


 
トロント大学の学生は約18%が外国出身であり、さまざまな国から多くの優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めて集まってきます。

共通言語は基本的に英語で統一されており、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。

 

英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。

なお、どの学科も、IELTSについては、各項目についてすべて6.5以上、TOEFLについては各項目において以下の点数を上回る必要があります。

Speaking: 22

Writing: 22

 

School/Program

学科(大学院)

Minimum Required Scores

必要とされる英語資格の点数の最低スコア

TOEFL iBT IELTS (Academic)
Aerospace Science and Engineering

宇宙科学工学

93 7.0
Architecture

建築学

93 7.0
Anthropology

人類学

93 7.0
Business Administration(MBA)

経営学

100 7.0
Computer Science

コンピューターサイエンス学

93 7.0
Dentistry

歯学

93 7.0
Economics

経済学

93 7.0
Engineering

工学

93 7.0
Finance

金融学

100 7.0
History

歴史学

100 7.0
Information

情報学

107 かつ

Speaking: 24

Writing: 27

7.5 かつ

Speaking: 7.0

Writing: 7.5

Law (LL.M.)

法学(LL.M.コース)

100 かつ

各項目で24

7.5 かつ

各項目で7.0

Law (J.D.)

法学(J.D.コース)

N/A N/A
Medical Science

医療科学

100 かつ

Speaking: 25

Writing: 25

7.5
Music

音学

93 7.0
Nursing

看護学

93 7.0
Pharmacy

薬学

100 7.0
Psychology

哲学

93 7.0
Physiology

生理学

100 8.0
Public Health Sciences

公衆衛生科学

93 7.0
Public Policy

公共政策学

93 7.0
Social Work

社会福祉学

93 7.0

参考元:

(https://www.sgs.utoronto.ca/admissions/admission-requirements/english-language-proficiency-testing/)

 

TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。IELTSを認めていない学部もあるので、注意しましょう。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。

世界有数の公立大学の一つであり、恵まれた環境で勉強や研究に励むことができる大学として多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるトロント大学に入るためには、かなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。

 

出願から合否発表までの流れ

 

オンラインで出願が可能

 近年はオンライン環境も整い、多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。トロント大学も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。

 

トロント大学の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。

 

出願書類

一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。

・願書(オンラインの申請フォームを入力します)

・受験料

・学位の証明書(大学のもの。日本語英語両方)

・英語力の証明書(TOEFLまたはIELTSスコアが求められます)

・GRE(学科によりGMATまたはLSAT等も可。大学院出願にあたって求められる共通試験です)

・推薦状

・志望理由書

・履歴書

 

注意

・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。

・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。

必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。

 

英語原文

  • Online application form
  • application fee
  • Official Academic Transcripts
  • English-Language proficiency Test Scores
  • GRE Test Scores
  • reference letters
  • Statement of Purpose
  • Resume/CV

(コンピューターサイエンス学ウェブサイトの「Admission」ページ参照: https://web.cs.toronto.edu/graduate/admissions#how-to-apply)

 

提出期限

  • 出願書類の提出期限:8月5日〜翌4月29日頃(コースによる)
  • 合格発表の期間:9月3日〜翌5月18日頃(コースによる)

出願書類の提出期限は学科によって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。なお、トロント大学は学科によってEarly Decisionがあります。

特にカナダに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘してくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。

 

なお、トロント大学はカナダの大学の中で志望者数が最も多く、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。

 

参考元:

https://www.sgs.utoronto.ca/programs/

 

トロント大学の合格率


 
常に時代の変化に合わせて最先端の学びの場を提供し、さまざまな分野で世界に貢献してきたトロント大学の合格率は、大学院の場合コースやプログラムによって合格率は異なり、約42%程度となっています。

優秀なだけでなく、自ら新たな研究開発をしたり、今までにない事業を起こしたりするような革新的な人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがトロント大学の合格への近道となります。

 

学費と奨学金制度

2年間の学費と生活費

トロント大学は州立大学ですが、留学生の学費はかなり高めに設定されていて、東京大学の5倍以上の金額がかかります。

トロント大学の1年間の学費は、大学院の場合、CAD23,770からCAD64,580(1CAD=77円換算:約185〜500万円)とされていて、カナダでの生活費(居住と生活費で年間で約200万円)も含めると2年間で約1400万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、学費もやや高めですが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。

なお、コースやプログラムによって学費に差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。

参考元:

http://www.planningandbudget.utoronto.ca/Tuition_and_Ancillary_Fees_Cover/tuition.htm

 

奨学金

トロント大学は、博士号を目指す留学生に向けた奨学金制度や、オンタリオ州による留学生向けの奨学金があります。ほかにも、入学後に研究の助手や大学生への指導などをすることにより援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。

 

① The Connaught International Scholarship for Doctoral Students

トロント大学の大学院博士号に入学予定の留学生向けの奨学金

https://www.sgs.utoronto.ca/awards/connaught-international-scholarship-and-ontario-trillium-scholarship/#section_2

 

② Ontario Graduate Scholarship

オンタリオ州の大学院の入学予定者向けの奨学金

https://www.sgs.utoronto.ca/awards/connaught-international-scholarship-and-ontario-trillium-scholarship/#section_2

 

参考元:

https://www.sgs.utoronto.ca/awards-category/admission-awards/#section_11

 

その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。

民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/

大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/

 

 

著名な卒業生

常に最先端の教育・研究を提供し、多くの学生が大学で得た知識などを通じて、変わり続ける世界をリードすることをミッションに掲げているトロント大学。ノーベル賞受賞者も多く輩出しており、以下の方々のように、たくさんの著名人がトロント大学を卒業しています。

 

  • William Lyon Mackenzie King(第10代カナダ大統領 / 1897年 文学修士号(MA)取得)
  • Frederick Grant Banting(ノーベル生理学・医学賞 / 1922年 医学博士号(MD)取得)
  • Rosanna Wong(大英帝国勲章のデイムコマンダー勲章 / 1979年 社会福祉学修士号(MSW)取得)
  • James Orbinski(ノーベル平和賞 / 1998年 国際関係修士号(MA)取得)
  • Julie Payette(スペースシャトルEndeavourエンジニア / 2001年 電気コンピューター工学博士号(PhD)取得)

 

参考元:

https://alumni.utoronto.ca/news-and-stories/featured-alumni

 

トリビア

世界で名門公立大学のひとつとして長い歴史を持つトロント大学には、同校らしい伝統や言い伝えがたくさんあります。

 

トロント大学には、1年に1回“Fireball”と呼ばれる大きなダンスイベントがあります。これは大学のコミュニティ、歴史、友情をお祝いするためのもので、大学の6つの部屋で、ディナー、ダンス、ライブ、コメディなどを楽しむことができます。毎年テーマが設定され、これまでに“夜中のサーカス”や“不思議の国のアリス”などがありました。“フィクションの魔法”というテーマの年は、それぞれの部屋が「チャーリーとチョコレート工場」や「ハリー・ポッター」シリーズなどをイメージしてデコレーションがなされました。

 


https://magazine.utoronto.ca/campus/history/those-things-we-do-university-of-toronto-traditions-janet-rowe/

このイベントは毎年バレンタインデーあたりに行われています。1890年の2月14日に、音楽や工芸品や科学的なデモンストレーションを行う毎年恒例の懇談会を行っていたときにランタンが偶然に床に落ちてしまい、火事になってしまいました。火事になってもその恒例行事を復活させたい思いから、このイベントの名前は“Fireball”となったそうです。

 

このような大イベントがある一方で、イギリスの歴史を継いだトロント大学らしい上品で落ち着いた伝統もあります。セイント・ジョージ・ストリートにあるカレッジ・ユニオンのリビングルームでは、学期中の月曜から木曜まで午後の時間にお茶とクッキーを楽しむことができます。三十年も前から続いている伝統です。ただし、クッキーは一人2枚までと決まっているそうなので、その点ご了承ください。

 

トロント大学では他にも様々なイベントで学生を楽しませてくれますので、入学したら、ぜひさまざまなイベントにも参加してトロント大学の学生たちと友情を深めてみてくださいね。

 

このように世界中から優秀な学生が集まってきた歴史あるトロント大学には、さまざまな伝統がたくさんあります。入学したら、是非たくさんの伝統に触れて刺激的で充実した学生生活を送ってください。

 

まとめ

カナダで最も有名で世界でも評価されている名門州立大学のひとつとして、最先端の教育研究を提供し、常に変化しながら世界をリードしてきたトロント大学。そのような最高の教育・研究を求めて、非常に優秀な生徒が世界中から集まってきます。

入学するにはとても高い壁とはなりますが、国際色豊かな都市で世界中の優秀な人々とトロント大学で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。

将来は、新たな発明家や起業家と一緒に勉強したり、もちろん自分が世界にイノベーションを起こしたりすることができるかもしれませんね。

 

是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。

 

トロント大学に合格したLIBERTY受講者の声

【K. Hosonoさん】

3ヶ月でTOEFL95点!ニューヨーク大学、トロント大…

TOEFL 目標達成 / 海外 難関名門大学


K. Hosonoさん

 

 

トロント大学への留学を目指しているみなさんへ


 
トロント大学をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません

 

現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?

 

いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。

なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。

目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。

 

さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。

日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。

LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…

 

①日本語と英語の間にあるギャップを解消し

②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び

③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる

 

…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。

 

またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。

 

その理由は主に2つあります。

 

①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない

 

一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。

その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。

 

LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。

 

留学後に使える英語を学ばないと意味がない

 

試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。

 

目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。

LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。

 

よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?

 

世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。

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