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マウントサイナイ医科大学|TOEFL・IELTS スコア

マウントサイナイ医科大学

One Gustave L, Levy Place, New York, 10029-5674, United States

LIBERTYトップ100大学ランキング98位

概要

マウントサイナイ医科大学は、1963年にニューヨーク市マンハッタン区に創立された私立大学で、医学系に特化した大学院大学であり、医学や公衆衛生学などの教育や研究を行っています。マウントサイナイ病院によって設立された大学です。マウントサイナイ病院は、ユダヤ人のために設立されたアメリカで2番目に古い病院です。マウントサイナイ医科大学は、アメリカを代表とする医療教育・研究機関となっています。
 
U.S. News & World Reportの専門大学院ランキングによると、2020年のアメリカ国内医学部(研究)ランキングでは17位、アメリカ国内医学部(プライマリーケア)ランキングでは69位となっています。
(https://www.usnews.com/best-graduate-schools/icahn-school-of-medicine-at-mount-sinai-193405/overall-rankings)
 
マウントサイナイ医科大学は、“dramatically advancing the art and science of medical care through an atmosphere of intense collaborative learning, social concern, and scholarly inquiry”(熱心な共同学習と社会の関心の学術調査の雰囲気を通して医療ケアの理論と実践を劇的に進歩させること)をビジョンとして掲げています。マウントサイナイ医科大学は、このようなビジョンをもとに、自閉症につながる遺伝子変形体を初めて特定したり、外科の複合気管支移植を初めて成功したりするなどの実績をあげてきました。
 
マウントサイナイ医科大学の大学院は、全部で約30のプログラムを提供しており、医療関係のプログラムを網羅しています。特に医学と公衆衛生学の分野で高い評価を得ています。
どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されており、大学院入学の平均合格率は毎年約7.9%ほどです。
 
名門医療大学院の一つとして、世界最高水準の研究施設と教育環境を提供し、医療を発展させ、世界に貢献してきたマウントサイナイ医科大学。
本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。
 
【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。

テストスコア GPA* 3.89
ACT* N/A
IELTS 7.0
TOEFL/iBT 100
SAT* N/A
アメリカ大学ランキング* N/A
世界大学ランキング* N/A
学費+生活費* $ 81,623/年
合格率* 7.9%

 
参考元:
(https://topmedicalschools.admissionsconsultants.com/mount-sinai/)
 

大学院で必要とされる英語力


 
マウントサイナイ医科大学の学生は約10%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。
共通言語は基本的に英語で統一されており、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。
 
英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。
 

School/Program

学科(大学院)

Minimum Required Scores

必要とされる英語資格の点数の最低スコア

TOEFL iBT IELTS (Academic)
Medicine

医学

N/A N/A
Public Health

公衆衛生学

100 7.5

 
参考元:
(https://icahn.mssm.edu/education/admissions)
 
TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。
医療専門の名門大学院の一つであり、卓越した教育や研究をすることができる大学として多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるマウントサイナイ医科大学に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。
 

出願から合否発表までの流れ


 
オンラインで出願が可能
 
近年はオンライン環境も整い、アメリカの多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。マウントサイナイ医科大学も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。
 
マウントサイナイ医科大学の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。
 
出願書類
 
一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。

  • 願書(オンラインの申請フォームを入力します)
  • 受験料
  • 学位・成績証明書(日本語英語両方)
  • 推薦状
  • 自己推薦文
  • 履歴書
  • TOEFLまたはIELTSスコア

 
注意
・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。
・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。
必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。
 
英語原文

  • Online application form
  • application fee
  • Transcripts
  • Letters of Recommendation
  • Personal Statement
  • Resume or CV
  • TOEFL/IELTS scores

 
(Admissionsウェブサイトの「Master of Public Health Admissions」ページ参照: https://icahn.mssm.edu/education/admissions/graduate-education/master-public-health)
 
提出期限

  • 出願書類の提出期限:6月1日頃(学科による)
  • 合格発表の期間:記載なし

 
出願書類の提出期限は学科によって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。
特にアメリカに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘をしてくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。
 
なお、マウントサイナイ医科大学はアメリカの大学の中で志望者数が多く、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。
 
参考元:
(https://icahn.mssm.edu/education/admissions)
 

マウントサイナイ医科大学の合格率


卓越した教育と研究によって人材を育て、医療分野を発展させてきたマウントサイナイ医科大学の合格率は、大学院の場合、平均約7.9%となっています。コースやプログラムによって学費は差がありますので、ウェブサイトで確認するようにしましょう。
心を開き、情熱を持った変化を恐れない人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがマウントサイナイ医科大学の合格への近道となります。
 
参考元:
(https://topmedicalschools.admissionsconsultants.com/mount-sinai/)
 

学費と奨学金制度

 
2年間の学費と生活費
 
マウントサイナイ医科大学は州立大学ですが、留学生の学費はかなり高めに設定されています。
マウントサイナイ医科大学の1年間の学費は、平均約55,316ドル($1=110円換算:約610万円)とされていて、アメリカでの生活費(居住と生活費で年間で約300万円)も含めると2年間で約1820万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、学費もかかりますが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。
なお、コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。
 
参考元:
(https://icahn.mssm.edu/education/financial-aid/tuition)
 
奨学金
 
マウントサイナイ医科大学は、残念ながら大学による大学院留学生向けの奨学金の制度はありませんが、コースによって奨学金がもらえる場合があります。また、入学後、成績が優秀な場合や、経済状況が悪いことを証明できる場合には、返済不要の奨学金をもらえることができる可能性があります。他にも、入学後に研究の助手や大学生への指導などをすることにより援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。
 
参考元:
(https://icahn.mssm.edu/education/financial-aid/application/international-students)
 
その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。
民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/
大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/
 

著名な卒業生

 
卓越した最高水準の教育、研究環境を提供し、医療の理論と実践を劇的に進化させることをビジョンに掲げているマウントサイナイ医科大学。以下の方々のように、多くの著名人がマウントサイナイ医科大学を卒業しています。

  • Scott L. Friedman(肝臓学者、肝星細胞分離を初めて成した人物 / 1979年 医学博士号(MD)取得)
  • Balamurali Ambati(世界最年少で医者になった人物 / 1995年 医学博士号(MD)取得)
  • Andrés Couve(チリ科学技術知識革新大臣 / 1997年 細胞生物学博士号(PhD)取得)
  • Adam Gazzaley(Neuroscape創設者 / 1998年 神経科学博士号(MD, PhD)取得)
  • Rivka Galchen(小説家、ウィリアムサロヤン国際作文賞受賞 / 2003年医学博士号(MD)取得)

 

トリビア

 
医学系名門州立大学の一つとして世界をリードしてきたマウントサイナイ医科大学には、同校らしい伝統や歴史があります。
 

 
マウントサイナイ病院は、1852年に金銭的に大変なユダヤ人のために無料のメディカルケアを提供する目的で設立されました。設立当初、基本的にはユダヤ教の人たちのための病院でしたが、緊急の時は宗教に限らず医療を行なっていたそうです。
その後は、アメリカ市民戦争では北軍の収容のために施設を広げて、常に宗教に関わらずに医療を提供するようになりました。また、第一次世界大戦、第二次世界大戦においても、怪我人などの収容施設となり、軍医や軍看護師として多くの人が国のために働きながら、病院はどんどん大きく成長していくようになりました。そのような経緯を経て、マウントサイナイ医科大学を併設するようになったそうです。
 

 
他にも色々な最新技術を取り入れ、成長を続けているので、入学できたら、ぜひこの最先端の研究をしている病院でもたくさんの経験を積んでください。
 
このように世界中から医学系の優秀な学生が集まってきたマウントサイナイ医科大学には、古くからの歴史や伝統あります。入学したら、是非病院とも積極的に関わりながら、刺激的で充実した学生生活を送ってください。
 
参照:https://www.mountsinai.org/locations/mount-sinai/about/history
 

まとめ

アメリカで医療界を先導してきた名門大学の1つとして、挑戦を恐れずに進化し続け、世に貢献する研究者や医療従事者たちを世に出してきたマウントサイナイ医科大学。そのような最高な教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。
入学するにはとても高い壁とはなりますが、最高水準の研究施設、教育環境を提供しているマウントサイナイ医科大学で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。
将来は、新しい発明や最先端の治療などをして世界に名を残すような医師と一緒に勉強したり、もちろん自らが世界初の発見をする研究者などになるかもしれませんね。
是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。
 

マウントサイナイ医科大学への留学を目指しているみなさんへ


 
マウントサイナイ医科大学をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません
 
現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?
 
いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。
なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。
目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。
 
さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。
日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。
LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…
 
①日本語と英語の間にあるギャップを解消し
②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び
③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる
 
…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。
 
またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。
 
その理由は主に2つあります。
 
①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない
 
一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。
その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。
 
LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。
 
②留学後に使える英語を学ばないと意味がない
 
試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。
 
目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。
LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。
 
よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?

世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
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