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エラスムス・ロッテルダム大学|TOEFL・IELTS スコア

エラスムス・ロッテルダム大学

Burgemeester Oudlaan 50, Rotterdam, 3062 PA, Netherlands

LIBERTYトップ100大学ランキング85位

概要

エラスムス・ロッテルダム大学は、1913年にオランダのロッテルダムに創立された公立大学です。もともとは、ロッテルダムの事業家たちからの支援により商業学校として設立され、経済大学となり、その後、他の様々な学部を創設し、最終的には、Erasmus MCという医科大学と合併し、現在のエラスムス・ロッテルダム大学となりました。エラスムスというのは、哲学者のデジデリウス・エラスムスから名前がとってつけられました。
 
Times Higher Educationによると、2020年のオランダ国内ランキングでは5位、世界ランキングでは69位となっています。
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/25/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats)
 
エラスムス・ロッテルダム大学は、“To create positive societal impact“ (ポジティブな社会的インパクトを作ること) をミッションとして掲げ、社会と密接に関わりながら責任を持ち、研究型の学術機関として卓越した化学的な知識とスキルを発展させ、分かち合うことで、将来の社会のために複雑な問題に取り組んで世界に貢献してきました。
 
大学院は、全部で約200のプログラムを提供しており、特に医学、経営学、経済学の分野で高い評価を得ています。
どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されています。
 
ヨーロッパを代表する大学の一つとして、世界中から来る多くの学生に世界最高水準の研究施設と教育環境を提供してきたエラスムス・ロッテルダム大学。
本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。
 
【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。

テストスコア GPA* 3.0
ACT* N/A
IELTS 7.0
TOEFL/iBT 94
SAT* N/A
アメリカ大学ランキング* N/A
世界大学ランキング* 69位
学費+生活費* $ 28,106 /年
合格率* N/A

*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。
 
参考元:
(https://www.gotouniversity.com/university/erasmus-university-rotterdam)
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/erasmus-university-rotterdam)
 

大学院で必要とされる英語力


 
エラスムス・ロッテルダム大学の学生は約23%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。
共通言語は基本的にオランダ語とされていますが、大学院については、約90のプログラムすべて英語で行われており、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。
 
英語で提供されるプログラムについて、英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。
 

School/Program

学科(大学院)

Minimum Required Scores

必要とされる英語資格の点数の最低スコア

TOEFL iBT IELTS (Academic)
Accounting & Financial Management

会計・金融マネジメント学

94 かつ
Reading, Listening and Speaking: 22
Writing: 24
7.0 かつ
各項目: 6.5
Business Administration (MBA)

経営学

N/A N/A
Clinical Research

臨床研究

90 かつ
各項目: 22
6.5 かつ
各項目: 6.0
Economics

経済学

100 7.0
Economics and Business

経済・ビジネス学

91 かつ
各項目: 22
6.5 かつ
各項目: 6.5
Governance and Management in the Public Sector

公共セクターにおけるガバナンス・マネジメント学

90 かつ
各項目: 20
6.5 かつ
各項目: 6.0
Law

法学

94 かつ
Speaking: 25
Writing: 25
7.0 かつ
各項目: 6.5
Management

マネジメント学

94 かつ
Reading, Listening and Speaking: 22
Writing: 24
7.0 かつ
各項目: 6.5
Molecular Medicine

分子医学

90 6.5

 
参考元:
(https://www.eur.nl/en/education/master/overview)
 
TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。
治安も良く人気なロッテルダムにある大学であり、最高水準の勉強や研究をすることができる大学として多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるエラスムス・ロッテルダム大学に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。
 

出願から合否発表までの流れ


 
オンラインまたは郵送で出願が可能
 
近年はオンライン環境も整い、多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。エラスムス・ロッテルダム大学も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。
 
エラスムス・ロッテルダム大学の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。
 
出願書類
 
一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。

  • 願書(オンライン申請の場合は、オンラインの申請フォームを入力します)
  • 出願費
  • 学位証明書
  • 成績証明書
  • 英語力の証明書(TOEFLまたはIELTSスコア)
  • パスポートのコピー
  • 履歴書

 
注意
・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。
・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。
必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。
 
英語原文

  • Application form
  • Application fee
  • Diploma or graduation statement
  • Academic transcript
  • English Language Requirement
  • Copy of personal pages passport
  • Curriculum Vitae

 
(Master’sウェブサイトの「Application procedure MSc Economics and Business」ページ参照:
https://www.eur.nl/en/ese/education/master/application/students-international-diploma/application-procedure-economics-and-business)
 
提出期限

  • 出願書類の提出期限:10月1日〜翌3月1日(学科による)
  • 合格発表の期間:出願書類受領後6週間以内(学科による)

 
出願書類の提出期限は学科によって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。
特にオランダに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘してくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。
 
なお、エラスムス・ロッテルダム大学は志望者数が多く、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。
 
参考元:
(https://www.eur.nl/en/education/master-programmes/admission-and-application#4-apply-for-admission)
 

エラスムス・ロッテルダム大学の合格率


 
急速に変化する世界のために責任を持って問題解決に貢献してきたエラスムス・ロッテルダム大学の大学院の合格率は、公表されていませんが、大学院の場合、通常コースやプログラムによって異なります。
優秀なだけでなく、物事を偏見なくかつクリティカルに見ることができる未来志向の人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがエラスムス・ロッテルダム大学の合格への近道となります。
 

学費と奨学金制度

 
2年間の学費と生活費
 
エラスムス・ロッテルダム大学の1年間の学費は、大学院の場合、€4,200〜23,300 (1€=125円換算:約52.5万円〜292万円)とされていて、オランダでの生活費(居住と生活費で年間で約150万円)も含めると2年間で約405万円〜884万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、費用もかかりますが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。
なお、コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。
 
参考元:
(https://www.eur.nl/en/education/practical-matters/financial-matters/tuition-fee/tuition-fee-2021-2022)
 
奨学金
 
エラスムス・ロッテルダム大学は、大学院志望の留学生向けの奨学金の制度があります。他にも学部ごとに奨学金を提供している場合や入学後に研究の助手や大学生への指導などをすることにより援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。
 
① Erasmus Trustfonds Scholarship
エラスムス・ロッテルダム大学院修士課程入学予定の優秀な志望者向けの奨学金
https://www.eur.nl/en/education/practical-matters/financial-matters/scholarships-grants/prospective-students-rotterdam/erasmus-trustfonds-scholarship#for-which-scholarships-can-i-apply-
 
② Holland Scholarship
オランダ政府によるエラスムス・ロッテルダム大学院入学予定の優秀な志望者向けの奨学金
https://www.eur.nl/en/education/practical-matters/financial-matters/scholarships-grants/prospective-students-rotterdam/holland-scholarship-prospective
 
参考元:
(https://www.eur.nl/en/education/practical-matters/financial-matters/scholarships-grants/prospective-students-rotterdam)
 
その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。
民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/
大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/
 

著名な卒業生

 
最高水準の教育・研究を提供し、学部の垣根を超えて他の機関とも協力しながらあらゆる社会問題に取り組んできたエラスムス・ロッテルダム大学。これまで世界で活躍する方々を多く輩出しており、以下の方々のように、多くの著名人がエラスムス・ロッテルダム大学を卒業しています。

  • Ruud Lubbers(前オランダ大統領 / 1962年 経済学修士号(MS)取得)
  • Neelie Kroes(前オランダ交通水道管理大臣 / 1965年 経済学修士号(MS)取得)
  • Hans Wijers(前オランダ金融大臣 / 1982年 経済学博士号(Doctrate)取得)
  • Feike Sijbesma(前Royal DSM CEO / 1987年経営学修士号(MBA)取得)
  • Meles Zenawi(前エチオピア大統領 / 2004年 経済学修士号(MS)取得)

 

トリビア

 
ヨーロッパを代表する名門大学の一つであるエラスムス・ロッテルダム大学には、同校らしい伝統や取り組みがたくさんあります。
 
エラスムス・ロッテルダム大学は、毎年大学の1年の初めである9月ごろにOpening of the Academic Year というセレモニーを行います。
このセレモニーでは、教授の方々がガウンを着て講堂に入り、優秀な研究者、学生、教授を表彰したり、ゲストスピーカーを呼んで講演をしてもらったりします。社会的インパクトを与えることをミッションとして掲げているエラスムス・ロッテルダム大学らしく、Student Societal Impact Awardというものもあるそうで、2020年は、サスティナビリティの努力をした生徒が表彰されたりしました。
 

 

 
また、同じく大学が始まる最初の週には、HeartBeat Festivalも開催されるなど、音楽を楽しんだりして学生同士で交流する機会がたくさんあります。
 
他にもエラスムス・ロッテルダム大学のキャンパスにはたくさんのイベントがあります。エラスムス・ロッテルダム大学に入学したら、さまざまなイベントなどに触れて、世界中の方と触れ合ってくださいね。
 

 
このように世界中から優秀な生徒が集まってくるエラスムス・ロッテルダム大学には、さまざまな伝統や取り組みなどがたくさんあります。入学したら、是非、さまざまな伝統にも触れながら刺激的で充実した学生生活を送ってください。
 
参照:https://www.eur.nl/en/news/opening-academic-year-erasmian-contributes-meaningful-solutions-society-future
https://www.eur.nl/en/about-eur/events/heartbeat-festival
 

まとめ

ヨーロッパを代表する研究大学の1つとして、さまざまな社会問題解決のために未来を見据えて取り組み、社会に大きな影響を生み出す人材を生み出してきたエラスムス・ロッテルダム大学。そのような最高の教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。
入学するにはとても高い壁とはなりますが、非常に専門性の高い人々と勉強や研究するエラスムス・ロッテルダム大学で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。
将来は、世界にインパクトを与えるような起業家や政治家と一緒に勉強したり、歴史に名を残す研究者などになるかもしれませんね。
 
是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。
 

エラスムス・ロッテルダム大学への留学を目指しているみなさんへ


 
エラスムス・ロッテルダム大学をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません
 
現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?
 
いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。
なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。
目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。
 
さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。
日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。
LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…
 
①日本語と英語の間にあるギャップを解消し
②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び
③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる
 
…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。
 
またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。
 
その理由は主に2つあります。
 
①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない
 
一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。
その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。
 
LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。
 
②留学後に使える英語を学ばないと意味がない
 
試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。
 
目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。
LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。
 
よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?

世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。

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