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世界トップ100大学

【LIBERTY大学紹介】複旦大学|TOEFL・IELTS スコア

復旦大学

220 Handan Road, Shanghai, 200433, China

LIBERTYトップ100大学ランキング35位

概要

復旦大学は、1905年に中国の上海に創立された中国で最も歴史のある国立総合大学です。もともとは教育家であるカトリックの馬相伯によって復旦公学として設立され、中国で初めて個人によって設立された大学です。初めて海外から留学生を受け入れた大学のひとつで、現在は、国内外で学術交流を盛んに行っており、ハーバード大学、コロンビア大学、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス、関西大学など200以上の大学や研究機関と提携しています。そのため、復旦大学はこれまで政治家や芸術家など多くの世界で活躍する卒業生を輩出してきました。

 

Times Higher Educationによると、2020年の中国国内ランキングでは5位、世界ランキングでは109位となっています。

参考元:

https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/-1/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats

 

復旦大学の「復旦」という名前は、天の光が来る日も来る日も輝き続けるという意味があり、論語の中に出てくる“博学而笃志,切问而近思”(幅広く学び、向上心を持ち、熱意を持って研鑽を積み、自分のものにすること)をモットーとして掲げています。復旦大学は、リベラルアーツの教育を提供しており、学術研究は学生の個人的成長、さまざまな文化の理解、自立した研究法の教育を組み合わせることが最も効率的であるという信条で運営されています。授業などでイデオロギーと文化の両方を重要視し、実践的なトレーニングの機会を与え、学生が独自のプロジェクトを進めることができるように導いています。また、ボランティア活動を重要視しており、上海の大地震や北京オリンピックなどでは数多くの学生がボランティア活動をして社会に貢献しました。

 

大学院は、全部で約300のプログラムを提供しており、あらゆる分野を網羅しています。特に遺伝子工学、表面科学、医学神経生物学などで高い評価を得ています。

どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されており、大学入学の平均合格率は毎年約32%ほどです。

 

アジアを代表する国立大学の一つとして、世界中から来る多くの学生に最先端の研究施設と教育環境を提供してきた復旦大学。

本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。

 

【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。

テストスコア GPA* 3
ACT* N/A
IELTS 6.5
TOEFL/iBT 82
SAT* N/A
アメリカ大学ランキング* N/A
世界大学ランキング* 109位
学費+生活費* $ 12,750/年
合格率* 29%

*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。

 

参考元:

https://www.gotouniversity.com/university/fudan-university

https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/fudan-university

https://www.acceptance-rates.com/fudan-university-acceptance-rate/#:~:text=This%20very%20low%20acceptance%20rate,at%20Fudan%20University%20is%2032%25.

 

大学院で必要とされる英語力


 
復旦大学の学生は約12%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。

共通言語は基本的に中国語で統一されていますが、大学院は英語のコースや海外の有数の大学とのダブルディグリーやジョイントディグリーが取れるコースもあるので、その場合は当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。

 

英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、英語で行われている主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。

School/Program

学科(大学院)

Minimum Required Scores

必要とされる英語資格の点数の最低スコア

TOEFL iBT IELTS (Academic)
Biology

生物学

90 6.5
Business Administration

経営学

N/A N/A
Chinese Economy and Finance

中国経済・ファイナンス学

90 6.5
Chinese History and Culture

中国歴史・文化学

90 6.5
Chinese Language and Culture

中国語・文化学

90 6.5
Chinese Politics and Diplomacy

中国政治・行政学

90 6.5
Communication and Media

コミュニケーション・メディア学

N/A 7.0 かつ

各項目6.5

Electronic Science and Technology

電気科学テクノロジー学

90 6.5
Environmental Science and Engineering

環境科学工学

90 6.5
Finance (EMF)

金融学

90 6.5
Financial Management

金融マネジメント学

90 6.5
Global Media and Communications

国際メディア・コミュニケーション学

100 6.0
Global Political Economy of China and Europe

中国・ヨーロッパ国際政治経済学

100 かつ

Reading: 23

Listening: 22

Writing: 24

7.0 かつ

各項目6.5

International Politics

国際政治学

90 7.0
International Public Policy

国際公共政策学

90 6.5
Chinese Business Law (LL.M.)

中国ビジネス法学(LL.M.コース)

90 6.5

 

Software Engineering

ソフトウェア工学

N/A 6.5 かつ

各項目6.0

参考元:

https://iso.fudan.edu.cn/isoenglish/wnglishwtaughtwwrograms/list.htm

 

TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。TOEFLを認めていない学部もあるので、注意しましょう。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。

世界有数のアジアを代表する国立大学であり、最先端の教育環境で勉強や研究をすることができる大学として多くの国から非常に優秀な人材が集まってくる復旦大学に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。

 

出願から合否発表までの流れ 

オンラインで出願が可能 

近年はオンライン環境も整い、多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。復旦大学も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。

 

復旦大学の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。

 

出願書類

一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。

・願書(オンラインの申請フォームを入力します)

・受験料

・卒業証明書

・成績証明書

・自己推薦文

・推薦文

・外国人身体検査フォーム(奨学金申請者のみ)

・英語力の証明書(TOEFLまたはIELTSスコア)

・パスポートのコピー

 

注意

・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。

・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。

必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。

 

英語原文

  • Online application form
  • application fee
  • Transcripts of the highest degree conferred (Master or Bachelor)
  • Diploma of the highest degree conferred (Master or Bachelor) or proof of impending graduation (for applicants in their final year of study)
  • Personal statement
  • Recommendation letters
  • Completely filled Foreigner Physical Examination Form. (for applicants who apply for the scholarships only, valid for 6 months)
  • Language certificate and score report
  • A photocopy of the passport

 

参考元:

https://iso.fudan.edu.cn/isoenglish/50/44/c16799a217156/page.htm

 

提出期限

  • 出願書類の提出期限:12月29日〜翌5月15日頃
  • 合格発表の期間:11月22日〜翌6月30日頃

 

出願書類の提出期限はコースによって異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。

特に中国に在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘してくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。

 

なお、復旦大学は志望者数が多く、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。

 

参考元:

https://iso.fudan.edu.cn/isoenglish/50/44/c16799a217156/page.htm

 

復旦大学の合格率


 
常に時代の変化に合わせて最先端の学びの場を提供し、さまざまな分野で世界に貢献してきた復旦大学の合格率は、大学院の場合コースやプログラムによって異なりますが、公表されていません。

優秀なだけでなく、向上心があり自己研鑽をし続けることができる人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することが復旦大学の合格への近道となります。

 

 

学費と奨学金制度

2年間の学費と生活費

復旦大学の学費は他の国よりも安めに設定されています。

復旦大学の1年間の学費は、大学院の場合、約80,000 (1RMB=15円換算:約120万円)とされていて、中国での生活費(居住と生活費で年間で約150万円)も含めると2年間で約540万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、学費もかかりますが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。

コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。

 

参考元:

https://iso.fudan.edu.cn/isoenglish/wnglishwtaughtwwrograms/list.htm

 

奨学金

復旦大学には、国や北京市からの留学生向けの奨学金の制度があります。他にも入学後に研究の助手や大学生への指導などをすることにより援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。

 

① Chinese Government Scholarship

復旦大学入学予定の優秀な学生向けの中国政府による奨学金

https://iso.fudan.edu.cn/isoenglish/8d/07/c17458a167175/page.htm

 

② Shanghai Government Scholarship

復旦大学入学予定の優秀な学生向けの上海市による奨学金https://iso.fudan.edu.cn/isoenglish/8d/08/c17458a167176/page.htm

 

参考元:

https://iso.fudan.edu.cn/isoenglish/wrospectivewwtudents/list.htm

 

その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。

民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/

大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/

 

 

著名な卒業生

向上心と熱意を持って学問だけでなく幅広い知識や活動を通して知性と人間性を高めることができる人材の育成をミッションに掲げている復旦大学。世界で活躍する方々を多く輩出しており、以下の方々のように、多くの著名人が復旦大学を卒業しています。

 

  • Wang Huning(中国共産党中央書記処常務書記 / 1981年国際政治学修士号(MA)取得)
  • Qi Lu(前Microsoft代表取締役副社長 / 1987年コンピューターサイエンス学修士号(MS)取得)
  • Xunyu Zhou(Luckin Coffee Chairman / 1989年オペレーションズ・リサーチ・制御理論学博士号(PhD)取得)
  • Lu Zhiqiang(Oceanwide Holdings会長 / 1995年 経済学修士号(MA)取得)
  • Guo Guangchang(Fosun International Limited共同創設者 / 1999年 経営修士号(MBA)取得)

 

トリビア

中国で初めて海外から留学生を受け入れた大学の一つである復旦大学には、同校らしい伝統や取り組みがたくさんあります。

復旦大学では、毎年Shanghai Foreign Students’ Chinese Poetry Recitation Contestという上海に留学している学生たちが中国の詩を朗読するコンテストが開催されます。このコンテストでは、毎年30か国以上の国から300人ほどの学生が参加し、中国文化に触れることができる大人気のコンテストです。

多くの参加者が、ただ詩を朗読するだけではなく、ダンスや音楽もミックスさせる芸術イベントとなっているため、中国の文化だけでなく、出身者の国の文化を感じることができるそうです。


https://www.fudan.edu.cn/en/2019/1113/c344a102918/page.psp
https://www.fudan.edu.cn/en/2019/0322/c334a95494/page.psp

他の留学生向けのイベントとして、毎年Youth Innovation Competition on Global Governanceがあります。このコンペティションは中国の国連開発計画と復旦大学によって2007年から毎年開催されており、グローバルガバナンスに興味ある学生たちが、世界の環境問題、教育問題など世界の国際問題のうち毎年与えられるテーマについて、伝統的理論に囚われずに解決策を提示するものです。今まで100か国以上の学生たちがチームに分かれてあらゆる世界の問題について解決策を提案してきました。このコンペティションはグローバルガバナンスにおける”Young Academic Olympics”とも言われ、世界中の有能な学生が集まるそうです。


https://www.fudan.edu.cn/en/2019/1113/c344a102918/page.psp
https://www.fudan.edu.cn/en/2019/0322/c334a95494/page.psp

復旦大学は、このように留学生が楽しめるイベントなどがたくさんあります。入学したら是非さまざまなイベントなどに参加してみてくださいね。

 

世界中から優秀な生徒が集まってきた歴史ある復旦大学には、国際色豊かな伝統がたくさんあります。入学したら、是非中国文化や他の国々の文化などに触れながら刺激的で充実した学生生活を送ってください。

 

参考元:

https://www.fudan.edu.cn/en/2019/1113/c344a102918/page.psp

https://www.fudan.edu.cn/en/2019/0322/c334a95494/page.psp

 

まとめ

中国でも世界でも国際的な大学として評価されている名門国立大学の1つとして世界に影響を与えてきた復旦大学。そのような最高の教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。

入学するにはとても高い壁とはなりますが、世界中の向上心がある優秀な人々と復旦大学で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。

将来は、世界の問題を解決する世界的リーダーと一緒に勉強したり、もちろん自分が世界で活躍する研究者や事業家になるかもしれませんね。

 

是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。

 

復旦大学への留学を目指しているみなさんへ


 
復旦大学をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません

 

現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?

 

いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。

なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。

目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。

 

さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。

日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。

LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…

 

①日本語と英語の間にあるギャップを解消し

②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び

③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる

 

…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。

 

またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。

 

その理由は主に2つあります。

 

①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない

 

一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。

その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。

 

LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。

 

留学後に使える英語を学ばないと意味がない

 

試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。

 

目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。

LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。

 

よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?

世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。

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