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【LIBERTY大学紹介】マギル大学|TOEFL・IELTS スコア

マギル大学

845 Sherbrooke Street West, Montreal, Quebec, H3A 0G4, Canada

LIBERTYトップ100大学ランキング36位

概要

マギル大学は、1821年にカナダのケベック州モントリオールに創立された州立大学であり、イギリス国王ジョージ4世の勅許によって創立されたカナダで最も歴史ある大学です。商人のJames McGillの遺産でマギル大学の前身であるマギル・カレッジができ、その後、現在のマギル大学となりました。マギル大学は、とても歴史があり、カナダで初めて医学部や法学部が設立された大学でもあります。そのほかにも、マギル大学の卒業生が、バスケットボール、アイスホッケー、アメリカンフットボールの発明や、アクリル樹脂の発明などをしたり、他にもジョンズ・ホプキンズ大学医学部やヴィクトリア大学を設立したり、さまざまな分野で世界の発展に貢献してきました。

 

Times Higher Educationによると、2020年のカナダ国内ランキングでは3位、世界ランキングでは42位となっています。

参考元:

https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/25/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats

 

マギル大学は、“the advancement of learning and the creation and dissemination of knowledge, by offering the best possible education, by carrying out research and scholarly activities judged to be excellent by the highest international standards, and by providing service to society.”(最高の教育を提供し、最高の国際水準で優れた研究や学術活動を行い、社会に貢献することによって、学識を促進し、知識を開発、頒布すること)をミッションとして掲げ、最高水準の教育、研究環境提供を提供してきました。その結果、原子核や放射能の性質の研究や人工細胞、ウェブサーチエンジン、CCDイメージセンサーの発明など、あらゆる分野で社会貢献をするノーベル賞などの数多くの賞を受賞するリーダー達を輩出してきました。そのような多くの業績を称えて、マギル大学はカナダ内で“カナダのハーバード”と呼ばれています。

 

大学院は、全部で約400のプログラムを提供しており、あらゆる分野を網羅しています。特に医学、法学、神経科学などの分野で高い評価を得ています。

どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されており、大学入学の平均合格率は毎年約46%ほどです。

 

カナダを代表する州立大学の一つとして、世界中から来る多くの学生に世界最高水準の研究施設と教育環境を提供してきたマギル大学。

本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。

 

【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。

テストスコア GPA* 3.3
ACT* 33
IELTS 6.5
TOEFL/iBT 86
SAT* 1300
アメリカ大学ランキング* N/A
世界大学ランキング* 42位
学費+生活費* $ 40,836/年
合格率* 46%

*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。

 

参考元:

https://www.gotouniversity.com/university/mcgill-university/

https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/mcgill-university

 

大学院で必要とされる英語力


 
マギル大学の学生は約29%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。

共通言語は基本的に英語で統一されており、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。

 

英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。

School/Program

学科(大学院)

Minimum Required Scores

必要とされる英語資格の点数の最低スコア

TOEFL iBT IELTS (Academic)
Anthropology

人類学

100 かつ

各項目20

N/A
Architecture

建築学

86 かつ

各項目20

6.5
Art History

美術史学

86 かつ

各項目20

6.5
Biochemistry

生物化学

86 かつ

各項目20

6.5
Business Administration(MBA)

経営学

100 かつ

各項目20

7.0 かつ

各項目7.0

Chemical Engineering

化学工学

90 かつ

各項目20

N/A
Chemistry

化学

86 かつ

各項目20

6.5
Dentistry

歯学

86 かつ

各項目20

6.5
Earth and Planetary Sciences

地球宇宙科学

86 かつ

各項目20

6.5
Epidemiology & Public Health

疫学・公衆衛生学

100 6.5

 

Human Genetics

人間遺伝子学

100 かつ

各項目20

7.0

 

Law

法学

100 かつ

Writing 25;

Speaking 23;

Reading 23;

Listening 23

7.0 かつ

Writing 7.0;

Speaking 6.5;

Reading 6.5;

Listening 6.5

Mathematics and Statistics

数学・統計学

86 かつ

各項目20

6.5
Medical Physics

医学物理学

86 かつ

各項目20

6.5
Neuroscience

脳科学

86 かつ

各項目20

6.5
Nursing

看護学

100 かつ

各項目20

7.5

 

Oncology

腫瘍学

86 かつ

各項目20

6.5
Pathology

病理学

86 かつ

各項目20

6.5
Physiology

生理学

86 かつ

各項目20

6.5
Political Science

政治科学

100 かつ

各項目20

7.0

 

Psychology

心理学

86 かつ

各項目20

6.5
Public Health

公衆衛生学

100

 

6.5
Public Policy

公共政策学

100 かつ

各項目20

7.0 かつ

各項目7.0

Social Work

社会福祉学

96 かつ

各項目24

8.0 かつ

各項目7.5

Sociology

社会学

86 かつ

各項目20

N/A
Urban Planning

都市計画学

100 かつ

各項目23

7.0 かつ

各項目76.5

参考元:

https://www.mcgill.ca/gradapplicants/international/proficiency

https://www.mcgill.ca/gradapplicants/programs

 

TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。

世界有数のカナダを代表する歴史ある州立大学であり、さまざまな分野で活躍している卒業生も多く、最高水準の勉強や研究をすることができる大学として多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるマギル大学に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。

 

出願から合否発表までの流れ

 オンラインで出願が可能

近年はオンライン環境も整い、多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。マギル大学も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。

 

マギル大学の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。

 

出願書類

一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。

・願書(オンラインの申請フォームを入力します)

・受験料

・推薦状

・学位の証明書(日本語英語両方)

・英語力の証明書(TOEFLまたはIELTSスコア)

・GREまたはGMATスコア

・志望理由書

 

注意

・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。

・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。

必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。

 

英語原文

  • Online application for Admission form
  • Application fee
  • Transcripts
  • Reference letters
  • TOEFL, IELTS, GRE, GMAT results
  • Statement of interest

 

大学院ウェブサイトの「Graduate Admissions and Application Procedures」ページ参照: https://www.mcgill.ca/study/2020-2021/university_regulations_and_resources/graduate/gps_gi_grad_admissions_application_procedures#topic_0C372AED486A4E09B508C308F6B4B294

 

提出期限

  • 出願書類の提出期限:11月1日〜翌5月1日頃(コースによる)
  • 合格発表の期間: 12月30日〜翌6月31日頃(コースによる)

出願書類の提出期限はコースによって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。

特にカナダに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘してくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。

 

なお、マギル大学は志望者数が多く、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。

 

参考元:

https://www.mcgill.ca/gradapplicants/programs

 

マギル大学の合格率


 
学生の潜在能力を高めるために世界最高水準の教育・研究環境を提供し、さまざまな分野で世界に貢献してきたマギル大学の大学院の合格率は、平均約28%となっています。大学院の場合コースやプログラムによって異なりますので、注意しましょう。

優秀なだけでなく、一生懸命努力を怠らないで成長し続ける人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがマギル大学の合格への近道となります。

 

参考元:

https://www.mcgill.ca/es/admissions-profile

 

学費と奨学金制度

2年間の学費と生活費

マギル大学は州立大学ですが、留学生の学費は高めに設定されています。

マギル大学の1年間の学費は、大学院の場合、約8,980 CAD〜44,500 CAD (1CAD=80円換算:約72万円〜356万円)とされていて、カナダでの生活費(居住と生活費で年間で約200万円)も含めると2年間で約544万円〜1112万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、学費もやや高めですが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。

なお、コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。

 

参考元:

https://www.mcgill.ca/student-accounts/tuition-charges/fallwinter-term-tuition-and-fees/graduate-fees

 

奨学金

マギル大学は、大学院の留学生向けの奨学金の制度がありません。しかし、財政状況を証明することにより、返済義務のある奨学金をもらえる可能性があります。入学後に優秀な成績を収めたり、研究の助手や大学生への指導したりすることにより援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。

 

参考元:

https://mcgill.ca/studentaid/scholarships-aid/graduate

 

その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。

民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/

大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/

 

 

著名な卒業生

最高水準の教育・研究を提供し、学生が自己研鑽を怠らずに成長して社会貢献することをミッションに掲げているマギル大学。さまざまな分野において世界で活躍する方々を多く輩出しており、以下の方々のように、多くの著名人がマギル大学を卒業しています。

 

  • Willard Boyle(ノーベル物理学賞受賞 / 1950年 物理学博士号(PhD)取得)
  • Vaira Vīķe-Freiberga(ラトビア第6代大統領 / 1965年 心理学博士号(PhD)取得)
  • John O’Keefe(ノーベル生理学医学賞受賞 / 1967年 心理学博士号(PhD)取得)
  • Torill Kove(短編アニメアカデミー賞受賞 / 1989年都市計画学修士号(MUP)取得)
  • Joanne Liu(国境なき医師団インターナショナル会長 / 1991年 医学外科博士号(MDCM)取得)

 

トリビア

世界で名門州立大学のひとつとして歴史あるマギル大学には、同校らしい伝統や言い伝えがたくさんあります。

 

マギル大学のArts Buildingの前の芝生には、‘The Three Bares’という3人の裸の男性が陶の大きいボウルを抱えている有名な像の噴水があります。これはマギル大学で最も有名な像の一つですが、この像は、マギル大学に来てからさまざまな物議を醸し出しました。


https://mcgillnews.mcgill.ca/s/1762/news/interior.aspx?sid=1762&gid=2&pgid=1354

この噴水は、マギル大学音楽学校の卒業生であるEllen Ballonの発案で建てられることになりました。Ellenは天才ピアニストと言われ、自らの名を冠しマギル大学でピアノの奨学金を設立していました。そのEllenの友人であるGertrude Vanderbilt Whitneyはアメリカで彫刻家・芸術家として成功していました。そこで、EllenはWhitneyの彫刻作品をアメリカとカナダの友情の証としてマギル大学に贈呈することにしました。

しかし、贈呈式は、世界恐慌で世界が大変な状態にある1931年に行われ、その後なかなかお金が送られてこなかった為、1933年にようやく噴水が完成しました。

噴水が完成したものの、裸の男性ということで、さまざまな批判も起こりました。学生が青のレースのパンツをいたずらで描いたり、3人の裸の女性の像も置いたらどうかと提案する学生達もいました。しかし、現在はアメリカの友人から贈られたマギル大学の象徴的な像として多くの卒業生の懐かしい思い出となっています。

この噴水の維持管理が大変で、冬のカナダの寒さに耐えられるように、冬の間はこの像は箱に入れられ、春になると、箱から出されるため、この像が春になって現れた時にマギル大学の人たちは春の訪れを感じるそうです。


https://mcgillnews.mcgill.ca/s/1762/news/interior.aspx?sid=1762&gid=2&pgid=1354

マギル大学のキャンパスには、他にもさまざまな歴史的な芸術や建物がありますので、入学したらぜひ見に行ってみてくださいね。

 

このように長い歴史のあるマギル大学には、さまざまな伝統や言い伝えがたくさんあります。入学したら、是非たくさんの伝統やプログラムに触れて刺激的で充実した学生生活を送ってください。

 

参照:

https://mcgillnews.mcgill.ca/s/1762/news/interior.aspx?sid=1762&gid=2&pgid=1354

 

まとめ

世界でも評価されている名門州立大学の1つとして、最先端の教育研究を提供し、多くの政治家や、世界を発展させる発明やスポーツを生み出してきたマギル大学。そのような最高の教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。

入学するにはとても高い壁とはなりますが、世界中の優秀な人々と勉強や研究するマギル大学で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。

将来は、新たな発明などで世界をより素晴らしいものにする人と一緒に勉強したり、もちろん自分がノーベル賞を受賞したり、世界に貢献できる発明家になるかもしれませんね。

 

是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。

 

マギル大学への留学を目指しているみなさんへ


 
マギル大学をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません

 

現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?

 

いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。

なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。

目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。

 

さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。

日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。

LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…

 

①日本語と英語の間にあるギャップを解消し

②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び

③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる

 

…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。

 

またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。

 

その理由は主に2つあります。

 

①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない

 

一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。

その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。

 

LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。

 

留学後に使える英語を学ばないと意味がない

 

試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。

 

目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。

LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。

 

よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?

 

世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。

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