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【LIBERTY大学紹介】PSL研究大学|TOEFL・IELTS スコア

PSL研究大学

60 rue Mazarine, Paris, 75006, France

LIBERTYトップ100大学ランキング60位

概要

PSL研究大学は、2010年にフランスのパリに形成された総合型の公立大学です。11の機関を総合した大学となっており、総合型の大学という形態になってからの歴史は浅いですが、所属している機関のうちthe Collège de France、 L’Observatoire de Paris、the Beaux Artsは、啓蒙時代に設立されています。また、パリという中心地に位置し、科学的、文化的、芸術的なセンターとして、さまざまな展示会や講義があり、フランスだけでなく、ヨーロッパを代表する大学の一つとして高い評価を得ています。
 
Times Higher Educationによると、2020年のフランス国内ランキングでは1位、世界ランキングでは45位となっています。
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/25/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats)
 
PSL研究大学は、“to make an impact on current and future society, in part by using its research to propose solutions to issues facing the world today (economic and environmental challenges, major societal issues, the digital revolution, etc.) but also by training civic-minded, responsible artists, researchers, engineers, executives, and decision-makers in all the sectors encompassed by its broad disciplinary scope. Mindful of its social responsibility, both individual and collective, the PSL community believes knowledge is empowering. Its mission is to form minds as well as citizens.”(今日世界が直面している問題(経済問題、環境問題、社会問題、デジタル革命など)の解決策を提示するために研究をすることによって、また、広い学術領域によって包含される全ての分野において公共心、責任感のある芸術家、研究者、エンジニア、役員、決断をする人たちを教育することによって、現在及び未来の社会にインパクトを与えること)をビジョンとして掲げ、あらゆる分野において世界中の問題を解決することができる人材を世界に排出してきました。
 
大学院は、全部で約105のプログラムを提供しており、特に数学、物理学、宇宙科学、生態学の分野で高い評価を得ています。
どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されていますが、大学入学の平均合格率は公表されていません。
 
ヨーロッパを代表する名門公立大学の一つとして、世界中から来る多くの学生に世界最高水準の研究施設と教育環境を提供してきたPSL研究大学。
本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。
 
【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。

テストスコア GPA* 3.0
ACT* N/A
IELTS 6.5
TOEFL/iBT 95
SAT* N/A
アメリカ大学ランキング* N/A
世界大学ランキング* 45位
学費+生活費* $ 13,140 /年
合格率* N/A

*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。
 
参考元:
(https://www.gotouniversity.com/university/psl-research-university)
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/paris-sciences-et-lettres-psl-research-university-paris)
 
 

大学院で必要とされる英語力


 
PSL研究大学の学生は約24%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。
共通言語は基本的にフランス語とされていますが、英語で提供されるプログラムが20ほどあり、そのプログラムについては、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。
 
英語で提供されるプログラムについて、英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。
 

School/Program

学科(大学院)

Minimum Required Scores

必要とされる英語資格の点数の最低スコア

TOEFL iBT IELTS (Academic)
Analysis and Policy in Economics

経済分析・政策学

72 5.5
Biomedical Engineering

生物医学工学

95 6.5
Chemistry and life science

化学・生命科学

95 6.5
Energy options for a carbon-free future

カーボンフリーの未来のためのエネルギーの選択学

72 5.5
Life Science

生命科学

95 6.5
Physics

物理学

72 5.5
Public policy and development

公共政策・開発学

72 5.5
Quantitative economics

計量経済学

90 6.5

 
参考元:
(https://www.psl.eu/formation
https://www.psl.eu/formation/admissions/admissions-en-master/faq-admissions-master)
 
TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。
ヨーロッパを代表する大学の一つであり、最高水準の勉強や研究をすることができる大学として多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるPSL研究大学に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。
 

出願から合否発表までの流れ


 
オンラインまたは郵送で出願が可能
 
近年はオンライン環境も整い、多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。PSL研究大学も基本的にはオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。PSL研究大学の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。
しかし、郵送の出願しか認めていないプログラムもありますので、出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。
 
出願書類
 
一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。

  • 願書(オンライン申請の場合は、オンラインの申請フォームを入力します)
  • 履歴書
  • 個人または専門のプロジェクトの概要を記載したカバーレター
  • 学位の証明書および成績証明書(必要単位数を満たしているか確認します)
  • 推薦状
  • 英語力の証明書(TOEFLまたはIELTSスコア)

 
注意
・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。
・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。
必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。
 
英語原文

  • Application form
  • Detailed curriculum vitae
  • Cover letter outlining the personal and professional project
  • Certificate of achievement, diplomas and transcripts
  • References or letters of academic and / or professional recommendations
  • Certified and dated results for the language tests 

 
(Admissionウェブサイトの「Master admissions faq」ページ参照:
https://www.psl.eu/formation/admissions/admissions-en-master/faq-admissions-master)
 
提出期限

  • 出願書類の提出期限:1月1日〜4月20日まで
  • 合格発表の期間:記載なし

 
出願書類の提出期限は学科によって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。
特にフランスに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘してくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。
 
なお、PSL研究大学は志望者数が多く、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。
 
参考元:
(https://www.psl.eu/en/education/admissions/graduate-admissions/2020-21-masters-degree-admissions)
 

PSL研究大学の合格率


 
フランス名門大学として世界最高水準の教育・研究環境を提供し、さまざまなバックグラウンドを持っている潜在能力の高い学生が世界の直面する課題を克服してきたPSL研究大学の大学院の合格率は、公表されていませんが、大学院の場合、通常コースやプログラムによって異なります。
優秀なだけでなく、創造性があり、果敢で、高いポテンシャルが見込める人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがPSL研究大学の合格への近道となります。
 
 

学費と奨学金制度

 
2年間の学費と生活費
 
PSL研究大学の1年間の学費は、大学院の場合、約€335 (1€=125円換算:約4万2000円)とされていて、フランスでの生活費(居住と生活費で年間で約200万円)も含めると2年間で約410万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる中で、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。
なお、コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。
 
参考元:
(https://www.psl.eu/formation/admissions/admissions-en-master/faq-admissions-master)
 
奨学金
 
PSL研究大学は、留学生向けの奨学金の制度がありません。しかし、他の機関からの奨学金があります。他にも入学後に研究の助手や大学生への指導などをすることにより援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。
 
参考元:
(https://www.psl.eu/formation/admissions/admissions-en-master/faq-admissions-master
https://www.psl.eu/en/education/international-students/prepare-your-arrival)
 
その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。
民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/
大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/
 
 

著名な卒業生

 
最高水準の教育・研究を提供し、社会的責任感を持って世界のあらゆる問題を解決することができる人材育成をミッションに掲げているPSL研究大学。ノーベル賞受賞者をはじめ、世界で活躍する方々を多く輩出しており、以下の方々のように、多くの著名人がPSL研究大学を卒業しています。
 

  • Paul Sabatier(ノーベル化学賞 / 1880年化学博士号(Doctorate)取得)
  • Marie Curie(ノーベル物理学賞、化学賞 / 1895年物理学博士号(PhD)取得)
  • Jean Tirole(ノーベル経済学賞 / 1978年 数学博士号(Doctorate)取得)
  • Isabelle Kocher(Engie前CEO / 1991年 計量光学修士号(MS)取得)
  • Cédric Villani(フィールズ賞 / 1998年 数学博士号(Doctorate)取得)

 

トリビア

 
フランスを代表する名門公立大学の一つであるPSL研究大学には、同校らしい伝統や取り組みがたくさんあります。
 
PSL研究大学は、文化の中心地であるパリにあるということもあり、芸術関係のイベントがたくさんあります。
 
例えば、PSL研究大学には学生や教授らによるオーケストラやクワイヤーがあり、100名を超える学生たちがスプリングフェスティバルのときなどに素晴らしい演奏をすることで有名です。
 

 
また、演劇学の大学であるConservatoire national supérieur d’art dramatiqueは、毎年、PLAY AND DIRECT Festivalを開催します。このフェスティバルでは、2ヶ月にわたり演劇・監督コースの学生たちが自分たちでさまざまな劇を一から作り上げ、披露します。
 

 
他にも、PSL研究大学やにはさまざまな伝統やイベントがあります。
PSL研究大学に入学したら、ぜひ勉強だけでなく、さまざまなイベントに参加してフランスの芸術にも触れてみてくださいね。
 
このように世界中から優秀な生徒が集まってくるPSL研究大学には、さまざまな伝統やイベントがたくさんあります。入学したら、是非フランス文化を楽しんで、刺激的で充実した学生生活を送ってください。
 
参照:http://www.orchestreetchoeurpsl.fr/
https://www.facebook.com/306037593169794/posts/745830489190500/
https://cnsad.psl.eu/2020/06/30/festival-de-septembre-2020/
 

まとめ

 
フランスで権威のある名門公立大学の1つとして、最先端の教育研究を提供し、数多くのノーベル賞受賞者をはじめとする人材を生み出して世界の多くの課題の解決に貢献してきたPSL研究大学。そのような最高の教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。
入学するにはとても高い壁とはなりますが、非常にポテンシャルが高く創造性や勇敢な学生と勉強や研究するPSL研究大学で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。
将来は、ノーベル賞受賞者と一緒に勉強したり、世界が解決する大きな課題を解決に導く研究者や学者などになるかもしれませんね。
 
是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。
 

PSL研究大学への留学を目指しているみなさんへ


 
PSL研究大学をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません
 
現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?
 
いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。
なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。
目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。
 
さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。
日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。
LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…
 
①日本語と英語の間にあるギャップを解消し
②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び
③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる
 
…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。
 
またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。
 
その理由は主に2つあります。
 
①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない
 
一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。
その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。
 
LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。
 
②留学後に使える英語を学ばないと意味がない
 
試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。
 
目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。
LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。
 
よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?

世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
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