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カリフォルニア大学サンタクルーズ校|TOEFL・IELTS スコア

カリフォルニア大学サンタクルーズ校

1156 High Street, Santa Cruz, California, 95064, USA

LIBERTYトップ100大学ランキング99位

概要

カリフォルニア大学サンタクルーズ校は、1965年にカリフォルニア州サンタクルーズに創立された州立大学です。カリフォルニア大学システムの一校です。1950年代中頃に次に建てるカリフォルニア大学の敷地を探していて、もともとはサンタクララバレーの地域をキャンパスとする予定でしたが、その予定をアナウンスした途端に土地の値段が上がってしまい、必要な土地を買う資金が足りなくなってしまったため、最終的にサンタクルーズに新しいカリフォルニア大学を建設することになり、設立されました。現在は、公的機関と共同してさまざまな分野で研究に力を入れています。また、キャンパスは山や丘に囲まれており、自然豊かなキャンパスとなっています。
 
Times Higher Educationによると、2020年のアメリカ国内ランキングでは251位、世界ランキングでは179位となっています。
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/-1/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats)
 
カリフォルニア大学サンタクルーズ校は、以下の方針をもって、学生が最高の環境で勉強や研究をすることができるように尽力してきました。

  • Drive research and creative work that transform our world.
    (世界を変革する研究や独創的な作業を行う)
  • Create enriching experiential learning and research opportunities for students.
    (学生のために経験的な学習や研究機会を豊富にする)
  • Engage, support, and attract a diverse faculty, staff, and student body.
    (多様な教授、スタッフ、学生を引き込み、支援し、魅了する)
  • Support inventive interdisciplinary connections in research and teaching.
    (研究や教育における創意に富んだ学部間のつながりを支援する)

カリフォルニア大学サンタクルーズ校の大学院は、全部で約60のプログラムを提供しており、あらゆる分野を網羅しています。特にコンピューターゲームデザインの分野で高い評価を得ており、他にも映画学、天文学、言語学などの分野が高く評価されています。
どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されており、大学学部入学の平均合格率は毎年約38.9%ほどです。
 
名門州立大学の一つとして、世界最高水準の研究施設と教育環境を提供し、世界中の人々の生活水準を上げることができる人材を育成してきたカリフォルニア大学サンタクルーズ校。
本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。
 
【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。

テストスコア GPA* 3.73
ACT* 26-32
IELTS 7.0
TOEFL/iBT 83
SAT* 1200-1380
アメリカ大学ランキング* 251位
世界大学ランキング* 179位
学費+生活費* $ 67,051年
合格率* 51.3%

*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。
 
参考元:
(https://www.collegesimply.com/colleges/california/university-of-california-santa-cruz/)
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/university-california-santa-cruz)
 

大学院で必要とされる英語力


 
カリフォルニア大学サンタクルーズ校の学生は約13%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。
共通言語は基本的に英語で統一されており、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。
 
英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。
 

School/Program

学科(大学院)

Minimum Required Scores

必要とされる英語資格の点数の最低スコア

TOEFL iBT IELTS (Academic)
Astronomy & Astrophysics

天文・天体物理学

83 7.0
Computational Media

コンピューターメディア学

89 7.0
Computer Science & Engineering

コンピューターサイエンス・エンジニアリング学

89 7.0
Feminist Studies

フェミニスト研究

83 7.0
Film & Digital Media

映画・デジタルメディア学

83 7.0
Linguistics

言語学

83 7.0
Mathematics

数学

83 7.0
Natural Language Processing

自然言語処理学

100 7.0
Physics

物理学

83 7.0
Politics

政治学

83 7.0
Sociology

社会学

83 7.0

 
参考元:
(https://www.gradadmissions.ucsc.edu/international-applicants)
 
TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。
名門カリフォルニア大学の一つであり、自然にも恵まれているため人気大学として多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるカリフォルニア大学サンタクルーズ校に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。
 

出願から合否発表までの流れ


 
オンラインで出願が可能
 
近年はオンライン環境も整い、アメリカの多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。カリフォルニア大学サンタクルーズ校も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。
 
カリフォルニア大学サンタクルーズ校の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。
 
出願書類
 
一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。

  • 願書(オンラインの申請フォームを入力します)
  • 受験料
  • 学位及び成績証明書(日本語英語両方)
  • 英語力を証明するテストスコア(TOEFLまたはIELTSスコア)
  • 推薦状
  • 志望理由書
  • 自己推薦文

 
注意
・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。
・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。
必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。
 
英語原文

  • Online Application
  • Application fee
  • Transcripts
  • English proficiency test
  • Letters of Recommendation
  • Statement of Purpose
  • Personal History Statement

 
(大学院ウェブサイトの「Application Instructions」ページ参照: https://www.gradadmissions.ucsc.edu/instructions)
 
提出期限

  • 出願書類の提出期限:12月1日〜翌年4月1日頃(学科による)

 
出願書類の提出期限は学科によって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。なお、カリフォルニア大学サンタクルーズ校は学科によってEarly Decisionがあります。
特にアメリカに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘をしてくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。
 
なお、カリフォルニア大学サンタクルーズ校はアメリカの大学の中で志望者数が多く、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。
 
参考元:
(https://www.gradadmissions.ucsc.edu/deadlines)
 

カリフォルニア大学サンタクルーズ校の合格率


 
研究でさまざまな実績を積んできたカリフォルニア大学サンタクルーズ校の合格率は、大学院の場合、大学院の場合コースやプログラムによって異なりますが、公表されていません。
 
優秀なだけでなく、クリエイティブで世界を変革する熱意のある人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがカリフォルニア大学サンタクルーズ校の合格への近道となります。
 

学費と奨学金制度

 
2年間の学費と生活費
 
カリフォルニア大学サンタクルーズ校は州立大学ですが、留学生の学費はかなり高めに設定されています。
カリフォルニア大学サンタクルーズ校の1年間の学費は、大学院の場合、平均で約28,998ドル($1=110円換算:約320万円)とされていて、アメリカでの生活費(居住と生活費で年間で約340万円)も含めると2年間で約1320万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、学費もやや高めですが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。
なお、コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。
 
参考元:
(https://financialaid.ucsc.edu/cost-to-attend/graduate-costs.html)
 
奨学金
 
カリフォルニア大学サンタクルーズ校は、いくつかの学費の一部を補助してくれるfellowshipがあり、出願と同時にその奨学金の対象となります。また、学部によって奨学金がもらえる場合もありますし、入学後、成績が優秀な場合や、経済状況が悪いことを証明できる場合には、返済不要の奨学金をもらえることができる可能性があります。他にも、入学後に研究の助手や大学生への指導などをするなどして援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。
 
参考元:
(https://graddiv.ucsc.edu/financial-aid/index.html)
 
その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。
民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/
大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/
 

著名な卒業生

 
さまざまな研究分野で実績を残し、リベラルな考え方で世界に変革をもたらしてきたカリフォルニア大学サンタクルーズ校。以下の方々のように、多くの著名人がカリフォルニア大学サンタクルーズ校を卒業しています。

  • Huey P. Newton(ブラックパンサー党創設者 / 1980年 社会哲学博士号(PhD)取得)
  • bell hooks(フェミニスト / 1983年 文学博士号(PhD)取得)
  • Robert Shaw(カオス理論の先駆者の一人、マッカーサー賞受賞 / 1984年 物理学博士号(PhD)取得)
  • Susan Wojcicki(YouTube CEO / 1993年 経済学修士号(MS)取得)
  • Stacy Jupiter(海洋科学者、マッカーサー賞受賞 / 2006年 生物学博士号(PhD)取得)
    •  

      トリビア

       
      名門州立大学の一つとして長い歴史を持つカリフォルニア大学サンタクルーズ校には、同校らしい伝統や言い伝えがたくさんあります。
       
      カリフォルニア大学サンタクルーズ校は、名門大学としては珍しく、アメリカンフットボール部がないなど、他の名門大学に比べてスポーツに力を入れていません。カリフォルニア大学サンタクルーズ校のマスコットはBanana Slug(バナナナメクジ)という、ややみすぼらしい生物です。どうしてこのようなややみすぼらしいバナナナメクジをマスコットにしたかというと、他の多くの大学がスポーツの競争が激しい中で、カリフォルニア大学サンタクルーズ校は、スポーツはすべての学生のためにあり、身体的教育はできる限り多くの学生を惹きつける内容であり、生涯続けられるもので勝つことよりも参加する喜びを重要視するべきだという考えからきているそうです。
       

       
      大学が全米学生スポーツ協会に加入した時に、学長や学生アスリートの団体が、マスコットがをBanana Slugからアシカに変えました。Banana Slugでは、彼らが欲しい名声を得られないだろうと考えたからです。しかし、学生たちはこれに対抗したため、投票の結果、Banana Slugが見事マスコットとして選ばれました。今では、Banana Slugは学生たちに大変愛される公式マスコットとなっているそうです。
       
      また、大学のキャンパスは、自然に囲まれており、ナメクジはもちろん多くの生き物を見つけることができます。
      カリフォルニア大学サンタクルーズ校に入学できたら、ぜひ勉強の合間にキャンパスを散策して動物に触れたりスポーツをしたりして、勉強のリフレッシュをしてください。
       
      他にも歴史あるカリフォルニア大学サンタクルーズ校には、さまざまな伝統や言い伝えがたくさんあります。入学したら、是非たくさんの伝統に触れて刺激的で充実した学生生活を送ってください。
       
      参考:https://www.ucsc.edu/about/mascot.html
      https://news.ucsc.edu/2008/10/2465.html
       

      まとめ

      アメリカで歴史のあるカリフォルニア大学の1つとして、山に囲まれたキャンパスで、リベラルな感性で研究をして世界の変革に貢献してきたカリフォルニア大学サンタクルーズ校。そのような最高な教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。
      入学するにはとても高い壁とはなりますが、自然に囲まれたキャンパスを持ち、多くの政府と共同での研究も行なっているカリフォルニア大学サンタクルーズ校で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。
      将来有名な研究者と一緒に勉強したり、もちろん自ら何か発明する研究者や活動家となったりするかもしれませんね。
      是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。
       

      カリフォルニア大学サンタクルーズ校への留学を目指しているみなさんへ


       
      カリフォルニア大学サンタクルーズ校をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません
       
      現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?
       
      いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。
      なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。
      目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。
       
      さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。
      日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。
      LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…
       
      ①日本語と英語の間にあるギャップを解消し
      ②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び
      ③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる
       
      …ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。
       
      またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。
       
      その理由は主に2つあります。
       
      ①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない
       
      一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。
      その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。
       
      LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。
       
      ②留学後に使える英語を学ばないと意味がない
       
      試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。
       
      目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。
      LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。
       
      よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?

世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
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