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【LIBERTY大学紹介】ミュンヘン工科大学|TOEFL・IELTS スコア

ミュンヘン工科大学

Arcisstraße 21, Munich, D-80333, Germany

LIBERTYトップ100大学ランキング63位

概要

ミュンヘン工科大学は、1868年にドイツのミュンヘンに創立された公立大学で、バイエルン王ルートヴィヒ2世によって設立されました。設立当初から、バイエルン州に自然科学に特化した学習機関を提供し、「農業の州」から「産業の州」へと移行していくことに大きな貢献をし、多くのノーベル賞受賞者や歴史的な科学者を輩出し、ヨーロッパを代表する研究大学として高い評価を得ています。最近は、「起業大学」という哲学を大事にしており、ミュンヘン大学は多くの企業や研究施設と提携しながら自ら起業したり研究を進めています。
 
Times Higher Educationによると、2020年のドイツ国内ランキングでは2位、世界ランキングでは43位となっています。
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/25/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats)
 
ミュンヘン工科大学は、“We inspire, promote and develop talents in all their diversity to become responsible, broad-minded individuals and empower them to shape the progress of innovation for people, nature and society with the highest scientific standards and technological expertise, with entrepreneurial courage and sensitivity to social and political issues, as well as a lifelong commitment to learning.”(多様性の中で才能ある学生たちが責任感を持ち、広い視野を有する人格となるよう彼らを刺激、促進、開発し、彼らが一生学び続けるのと同様に起業家精神の勇気と社会的政治的問題への敏感性とともに最高度の科学水準と技術の専門性で人、自然、社会にとって革新を起こすことができるよう彼らの能力を高めてくこと)をミッションとして掲げ、その結果、多くのノーベル賞受賞者や起業家など、世界の発展に寄与する人材を輩出してきました。
 
大学院は、全部で約70の英語プログラムを提供しており、特にコンピューターサイエンス、工学の分野で高い評価を得ています。
どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されていますが、大学入学の平均合格率は公表されていません。
 
ヨーロッパを代表する名門工科大学の一つとして、世界中から来る多くの学生に世界最高水準の研究施設と教育環境を提供してきたミュンヘン工科大学。
本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。
 
【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。

テストスコア GPA* 3.0
ACT* N/A
IELTS 6.5
TOEFL/iBT 88
SAT* N/A
アメリカ大学ランキング* N/A
世界大学ランキング* 43位
学費+生活費* $ 26,091 /年
合格率* N/A

*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。
 
参考元:
(https://www.gotouniversity.com/university/technical-university-of-munich/)
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/technical-university-munich)
 

大学院で必要とされる英語力


 
ミュンヘン工科大学の学生は約31%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。
共通言語は基本的にドイツ語とされていますが、いくつか英語で提供されるプログラムがあり、そのプログラムについては、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。
 
英語で提供されるプログラムについて、英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。
 

School/Program

学科(大学院)

Minimum Required Scores

必要とされる英語資格の点数の最低スコア

TOEFL iBT IELTS (Academic)
Aerospace Engineering

宇宙工学

88 6.5
Biomedical Engineering and Medical Physics

生物医学工学・医療物理学

88 6.5
Business Administration(MBA)

経営学

88 6.5
Chemical Biotechnology

化学バイオテクノロジー学

88 6.5
Computational Science and Engineering

コンピュータサイエンス工学

88 6.5
Science and Technology Studies

化学・技術研究

88 6.5

 
参考元:
(https://www.tum.de/en/studies/application/university-admission/languagecertificates/)
 
TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。
ヨーロッパを代表する研究大学の一つであり、最高水準の勉強や研究をすることができる大学として多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるミュンヘン工科大学に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。
 

出願から合否発表までの流れ


 
オンラインまたは郵送で出願が可能
 
近年はオンライン環境も整い、多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。ミュンヘン工科大学も基本的にはオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。ミュンヘン工科大学の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。
しかし、郵送の出願しか認めていないプログラムもありますので、出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。
 
出願書類
 
一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。

  • 願書(オンライン申請の場合は、オンラインの申請フォームを入力します)
  • 学位・成績証明書(日本語および英語両方)
  • 英語力の証明書(TOEFLまたはIELTSスコア)
  • 志望理由書
  • 履歴書
  • 推薦状
  • パスポート

注意
・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。
・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。
必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。
 
英語原文

  • Application form
  • Degree Certificate and Diploma or Subject and Grade Transcript of Studies to Date
  • Proof of English Language Proficiency
  • Letter of Motivation
  • Curricular Analysis
  • Complete and Current Résumé
  • Two Letters of Recommendation
  • Passport

(Degree Programsウェブサイトの「Computational Science and Engineering」ページ参照:
https://www.tum.de/en/studies/degree-programs/detail/computational-science-and-engineering-cse-master-of-science-msc/)
 
提出期限

  • 出願書類の提出期限:冬学期10月1日〜3月31日まで
  • 合格発表の期間:記載なし

出願書類の提出期限は学科によって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。
特にドイツに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘してくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。
 
なお、ミュンヘン工科大学は志望者数が多く、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。
 
参考元:
(https://www.tum.de/en/studies/degree-programs/#)
 

ミュンヘン工科大学の合格率


 
ドイツの名門工科大学として世界最高水準の教育・研究環境を提供し、起業家精神を大事にしながら卓越性と責任感を持って社会に変革を起こしてきたミュンヘン工科大学の大学院の合格率は、公表されていませんが、大学院の場合、通常コースやプログラムによって異なります。
優秀なだけでなく、責任感と起業家精神を持っている自律した人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがミュンヘン工科大学の合格への近道となります。
 

学費と奨学金制度

 
2年間の学費と生活費
 
ミュンヘン工科大学は、基本的にEU圏外の学生でも授業料を無料にしています。
ミュンヘン工科大学の1年間の学費は、大学院の場合、€0〜€39,000 (1€=125円換算:約0円〜488万円)とされていて、 student union fee(年間約数万円)とドイツでの生活費(居住と生活費で年間で約200万円)も含めると2年間で約400万円〜1400万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、費用もかかりますが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。
なお、コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。
 
参考元:
(https://www.tum.de/en/studies/degree-programs/#)
 
奨学金
 
ミュンヘン工科大学は、留学生向けの奨学金の制度がありません。しかし、他の機関からの奨学金があります。他にも経済状況が悪いことを証明することで、返済不要の奨学金を借りることができる場合や入学後に研究の助手や大学生への指導などをすることにより援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。
 
参考元:
(https://www.tum.de/en/studies/fees-and-financial-aid/scholarships/scholarship-database/)
 
その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。
民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/
大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/
 

著名な卒業生

 
最高水準の教育・研究を提供し、責任感や幅広い視野と起業家精神を持った人材育成をミッションに掲げているミュンヘン工科大学。ノーベル賞受賞者をはじめ、世界で活躍する方々を多く輩出しており、以下の方々のように、多くの著名人がミュンヘン工科大学を卒業しています。

  • Ludwig Prandtl(流体力学のプラントル数で有名な物理学者 / 1894年 工学博士号(PhD)取得)
  • Gerhard Ertl(ノーベル化学賞 / 1965年 化学博士号(PhD)取得)
  • Juliane Kokott(ノーベル化学賞 / 1970年 物理学博士号(PhD)取得)
  • Johann Deisenhofer(ノーベル化学賞 / 1974年考化学博士号(doctorate)取得)
  • Herbert Diess(フォルクスワーゲングループCEO / 1987年組立オートメーション学博士号(doctorate)取得)

 

トリビア

 
ドイツを代表する名門工科大学の一つであるミュンヘン工科大学には、同校らしい伝統や取り組みがたくさんあります。
 
ミュンヘン大学は伝統的に起業家精神をとても重視しており、多くのスタートアップ企業を生み出してきました。
 

 
この伝統のパイオニア的な存在として、Carl Lindeがいます。Linde教授は、ミュンヘン大学の機械工学の教授のときに冷凍技術の研究を発表し、その技術を使ってヨーロッパの醸造メーカーと冷凍庫の開発をしました。その事業がうまく行き、研究の時間がなくなったため、自分で“Gesellschaft für Lindes Eismaschinen AG”という会社を設立し、冷凍装置によって醸造業者をはじめとする多くの事業の役に立ちました。その後はまた教授に戻りますが、その際も気体の液状化の研究に成功しました。
 

 
Linde教授が会社設立前に教授をしていた頃、ディーゼルエンジンの開発をしたRudolf Dieselは生徒として在籍していました。Rudolf Dieselは、Linde教授の熱力学の授業にとても感銘を受け、卒業後にLinde教授の設立した会社で働きました。ただ、彼は大学でLinde教授の熱力学の授業に感銘を受けていたので、彼は熱効率の良いエンジンの開発に力を注ぎ、その結果、彼はディーゼルエンジンを開発することができました。
 

 
他にも、ミュンヘン工科大学には、世界の変革に貢献したさまざまなスタートアップ企業があります。
ミュンヘン工科大学に入学したら、ぜひ起業した卒業生などとも交流して起業家精神を養ってくださいね。
 
このように世界中から優秀な生徒が集まってくるミュンヘン工科大学には、さまざまな伝統がたくさんあります。入学したら、是非工科大学らしい伝統にも触れながら刺激的で充実した学生生活を送ってください。
 
参照:https://www.tum.de/en/innovation/entrepreneurship/our-entrepreneurs/
https://media.daimler.com/marsMediaSite/en/instance/ko/Rudolf-Diesel-and-his-invention.xhtml?oid=9361302
https://museum.man-es.com/en/historical-figures/rudolf-diesel/development-phase-of-the-diesel-engine
 

まとめ

ヨーロッパを代表する工科大学の1つとして、最先端の教育研究を提供し、多くのノーベル賞受賞者や著名な研究者など、世界の科学的発展に貢献してきたミュンヘン工科大学。そのような最高の教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。
入学するにはとても高い壁とはなりますが、非常に専門性の高い人々と勉強や研究をするミュンヘン工科大学で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。
将来は、ノーベル賞受賞者と一緒に勉強したり、歴史に名を残す研究者や起業家などになるかもしれませんね。
 
是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。
 

ミュンヘン工科大学への留学を目指しているみなさんへ


 
ミュンヘン工科大学をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません
 
現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?
 
いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。
なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。
目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。
 
さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。
日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。
LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…
 
①日本語と英語の間にあるギャップを解消し
②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び
③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる
 
…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。
 
またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。
 
その理由は主に2つあります。
 
①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない
 
一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。
その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。
 
LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。
 
②留学後に使える英語を学ばないと意味がない
 
試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。
 
目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。
LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。
 
よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?

世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
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