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【LIBERTY大学紹介】パリ大学|TOEFL・IELTS スコア

パリ大学

85 boulevard Saint-Germain, cedex 06, Paris, Ile-de-France, 75006, France

LIBERTYトップ100大学ランキング91位

概要

パリ大学は、2019年にフランスのパリに創立された公立大学で、パリ第7ドゥニ・ディドロ大学とパリ第5パリ・デカルト大学などが合併して設立されました。もともとは、1150年にノートルダム大聖堂の学校の別館として設立され、1200年に大学として認められた旧パリ大学が1870年に13の学校に分立され、そのうちの第5大学と第7大学が合併して現在のパリ大学となりました。合併前の各大学の歴史も長く、現在のパリ大学としての歴史は浅いですが、伝統とモダンの融合した大学となっています。
 
Times Higher Educationによると、2020年のフランス国内ランキングでは4位、世界ランキングでは130位となっています。
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/25/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats)
 
パリ大学は、学生の経験をミッションの中核として掲げ、パリという中心地において、世界中の優秀な学術機関とパートナーとなり、学生たちにあらゆる分野で最新かつ革新的な教育を提供しています。そして、思想の自由、社会のメジャーな問題への貢献、世界と地元への貢献、大学内の全ての人の幸福と健康の尊重、科学的統合性を大学で価値視しながら、学生たちに貴重な経験を増やし、さまざまなプロジェクトやこれらの価値を分かち合う機会を提供しています。
 
大学院は、全部で約15のプログラムを提供しており、特に数学、医学、宇宙科学の分野で高い評価を得ています。
どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されていますが、大学入学の平均合格率は公表されていません。
 
ヨーロッパを代表する名門公立大学の一つとして、世界中から来る多くの学生に世界最高水準の研究施設と教育環境を提供してきたパリ大学。
本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。
 
【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。

テストスコア GPA* N/A
ACT* N/A
IELTS 6.5
TOEFL/iBT 95
SAT* N/A
アメリカ大学ランキング* N/A
世界大学ランキング* 130位
学費+生活費* $ 392 /年
合格率* N/A

*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。
 
参考元:
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/university-paris)
 

大学院で必要とされる英語力


 
パリ大学の学生は約18%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。
共通言語は基本的にフランス語とされていますが、英語で提供されるプログラムが20ほどあり、そのプログラムについては、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。
 
英語で提供されるプログラムについて、英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。
 

School/Program

学科(大学院)

Minimum Required Scores

必要とされる英語資格の点数の最低スコア

TOEFL iBT IELTS (Academic)
Biomedical engineering

生物医学工学

95 (CFER C1 level) 6.5 (CFER C1 level)
Chemistry

化学

72 (CFER B2 level) 5.5 (CFER B2 level)
Digital Science

デジタルサイエンス学

72 (CFER B2 level) 5.5 (CFER B2 level)
Economic Policies for the Global transition

グローバル変遷のための経済政策学

87 6.5
Fundamental physics

基礎物理学

95 (CFER C1 level) 6.5 (CFER C1 level)
Life Science

ライフサイエンス学

72 (CFER B2 level) 5.5 (CFER B2 level)
Neuroscience

神経科学

72 (CFER B2 level) 5.5 (CFER B2 level)
Solid earth science

固体地球科学

72 (CFER B2 level) 5.5 (CFER B2 level)

 
参考元:
(https://u-paris.fr/en/programs-taught-in-english/)
 
TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。
パリの歴史ある公立大学の一つであり、最高水準の勉強や研究をすることができる大学として多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるパリ大学に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、他のヨーロッパの大学と提携しているプログラムもありますし、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。
 

出願から合否発表までの流れ


 
オンラインまたは郵送で出願が可能
 
近年はオンライン環境も整い、多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。パリ大学も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。
 
ただし、プログラムによってウェブサイトから出願する方法だけでなく、メールで出願書類を送る方法もあるので、出願を考え始めたら、まずは各プログラムの公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。
 
出願書類
 
一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。

  • 願書(オンライン申請の場合は、オンラインの申請フォームを入力します)
  • 出願費
  • 学位の証明書
  • 成績証明書(必要単位数を満たしているか確認します)
  • 英語力の証明書(TOEFLまたはIELTSスコア)
  • 履歴書
  • 志望理由書
  • 推薦状
  • 身分証明書(パスポートのコピー)

 
注意
・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。
・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。
必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。
 
英語原文

  • Application form
  • Application fee
  • Diplomas
  • Transcripts 
  • Photocopy of the language certificate
  • Curriculum Vitae
  • Letter of personal statement
  • Letter of recommendation
  • Proof of Identity

 
(化学部ウェブサイトの「Admission」ページ参照:
https://master-frontiers-in-chemistry.fr/admission/)
 
提出期限

  • 出願書類の提出期限:2月1日〜7月2日まで(学科による)
  • 合格発表の期間:3月31日〜7月31日まで(学科による)

 
出願書類の提出期限は学科によって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。
特にフランスに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘してくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。
 
なお、パリ大学は志望者数が多く、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。
 
参考元:
(https://u-paris.fr/en/programs-taught-in-english/)
 

パリ大学の合格率


 
パリというヨーロッパの中心地において、伝統と近代的な要素両方を有しながら、ユニークな教育、研究の環境をとおして学生があらゆる経験することができるチャンスを最大限に提供するパリ大学の大学院の合格率は、公表されていませんが、大学院の場合、通常コースやプログラムによって異なります。
優秀なだけでなく、クリティカルに物事を考察し、好奇心とクリエイティビティを備えている人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがパリ大学の合格への近道となります。
 

学費と奨学金制度

 
2年間の学費と生活費
 
パリ大学の1年間の学費は、大学院の場合、€243〜€3,770(1€=125円換算:約3〜48万円)とされていて、フランスでの生活費(居住と生活費で年間で約200万円)も含めると2年間で約406〜496万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、費用もかかりますが、アメリカやイギリスの大学よりは断然手が届きやすい金額と言えるでしょう。
なお、コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。
 
参考元:
(https://u-paris.fr/en/programs-taught-in-english/
https://u-paris.fr/en/admissions/)
 
奨学金
 
パリ大学は、大学院志望の留学生向けの奨学金の制度があります。他にも学部ごとに奨学金を提供している場合や入学後に研究の助手や大学生への指導などをすることにより援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。
 
① MIEM scholarship program
パリ大学院修士課程入学予定の留学生向けの奨学金
https://u-paris.fr/en/call-for-applications-international-students-miem-scholarship-program/
 
参考元:
(https://u-paris.fr/en/admissions/)
 
その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。
民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/
大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/
 

著名な卒業生

 
ヨーロッパの最古の大学の一つである旧パリ大学を起源として、伝統的かつ近代的な教育・研究を提供し、学生があらゆる経験を通じて社会の問題を解決することができるよう導いてきたパリ大学。これまで世界で活躍する方々を多く輩出しており、以下の方々のように、多くの著名人がパリ大学を卒業しています。

  • François Fillon(第19代フランス大統領 / 1977年公法学博士号(DEA)取得)
  • Laurent Gbagbo(第4代コートジボワール大統領 / 1979年 歴史学博士号(PhD)取得)
  • JBéatrice Galinon-Mélénec(記号学名誉教授 / 1988年 教育科学博士号(Doctorate)取得)
  • Jérôme Chartier (前フランス国会議員 / 1990年政治科学修士号(MS)取得)
  • Wendelin Werner(前フランス域間平等・住宅大臣 / 1997年 地理学博士号(DEA)取得)

 

トリビア

 
ヨーロッパを代表する名門公立大学の一つであるパリ大学には、同校らしい伝統や取り組みがたくさんあります。
 
パリ大学は、さまざまなアートがキャンパスに散りばめられています。
 

 
たとえば、物理学部の建物は、日本人アーテイストである田原桂一の作品が組み込まれています。物理学部の建物のガラスの部分に数字がたくさん並んでいて、日中は自然光が優しくガラス部分を透過し、夜になると人口の光で緑色や青色のライトでガラスが彩られます。
 

 
また、NASAの無人惑星探査機Voyagerには記号文字が描かれたディスクがありますが、この記号文字をネオン管を使って描き、天井に吊るされています。この記号文字は、光っていて、不可解な星座を表していますが、これをどう解読するかはあなた次第です。。
 

 
他にも芸術的な壁があったり、4つの建物にハイフンのモザイクがあったり、さまざまな芸術作品がキャンパス中に散りばめられています。
 
パリ大学に入学したら、ぜひキャンパスでさまざまな芸術作品を見つけてみてくださいね。
 
このようにヨーロッパの中心地パリにあるパリ大学には、さまざまな伝統や芸術がたくさんあります。入学したら、是非さまざまな伝統や文化に触れながら刺激的で充実した学生生活を送ってください。
 
参照:https://culture.u-paris.fr/oeuvres-dart-contemporain-luniversite
 

まとめ

パリの由緒ある大学の1つとして、さまざまな経験をすることができるような教育研究環境を提供し、社会の中心的な課題の解決のために尽力しているパリ大学。そのような最高の教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。
入学するにはとても高い壁とはなりますが、伝統的でかつ新気鋭のパリ大学で学ぶことができれば、大変刺激的な学校生活を送ることができます。
将来は、世界のリーダーと一緒に勉強したり、歴史に名を残す研究者などになるかもしれませんね。
 
是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。
 

パリ大学への留学を目指しているみなさんへ


 
パリ大学をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません
 
現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?
 
いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。
なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。
目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。
 
さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。
日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。
LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…
 
①日本語と英語の間にあるギャップを解消し
②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び
③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる
 
…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。
 
またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。
 
その理由は主に2つあります。
 
①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない
 
一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。
その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。
 
LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。
 
②留学後に使える英語を学ばないと意味がない
 
試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。
 
目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。
LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。
 
よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?

世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
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