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クイーンズランド大学|TOEFL・IELTS スコア

クイーンズランド大学

Brisbane St Lucia, Brisbane, Queensland, QLD 4072, Australia

LIBERTY トップ 100 大学ランキング 49位

概要

クイーンズランド大学は、1909年にオーストラリアのクイーンズランド州ブリスベン、セントルシア地区に創立された公立大学です。もともと1870年大からクイーンズランドに大学を作る構想はあったものの、クイーンズランド州の予算の中では優先順位が低かったため実現しませんでしたが、公的に授業をしていた個人のグループがより幅広いサポートを要望していたこともあり、1909年にクイーンズランド州がニューサウスウェールズから独立50周年を記念して、クイーンズランド大学が設立されました。今は、オーストラリアを代表する大学のひとつとして高い評価を得ています。また、スポーツも強く、オリンピックの金メダリストが多いことでも有名です。

 

Times Higher Educationによると、2020年のオーストラリア国内ランキングでは4位、世界ランキングでは66位となっています。

参考元:

https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/25/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats

 

クイーンズランド大学は、“Knowledge leadership for a better world”(より良い世界のための知のリーダーシップ)をビジョンとして掲げ、知識の創造、保護、伝達、適用を通して卓越性を追求していくことによって社会に良い影響をもたらしてきました。そして、次の世代を刺激し、世界に利益をもたらすことができるリーダーを育ててきました。その結果、さまざまな分野で世界に貢献できるリーダー達を輩出し、また、HPVワクチンや超電導マグネットMRIの開発などの研究でパイオニア的存在となるなど、より良い世界になるよう尽力してきました。

 

大学院は、全部で約240のプログラムを提供しており、あらゆる分野を網羅しています。特に、鉱山工学・鉱物工学、農学、環境科学、スポーツ関連学の分野で高い評価を得ています。

どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されており、大学入学の平均合格率は毎年約40%ほどです。

 

オーストラリアを代表する公立大学のひとつとして、世界中から来る多くの学生に世界最高水準の研究施設と教育環境を提供してきたクイーンズランド大学。

本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。

 

【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。

テストスコア GPA* 3.0
ACT* N/A
IELTS 6.5
TOEFL/iBT 87
SAT* N/A
アメリカ大学ランキング* N/A
世界大学ランキング* 66位
学費+生活費* $ 37,985/年
合格率* 40%

*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。

 

参考元:

https://www.gotouniversity.com/university/university-of-queensland

https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/university-queensland

 

大学院で必要とされる英語力


 
クイーンズランド大学の学生は約34%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。

共通言語は基本的に英語で統一されており、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。

 

英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。

School/Program

学科(大学院)

Minimum Required Scores

必要とされる英語資格の点数の最低スコア

TOEFL iBT IELTS (Academic)
Agricultural Science

農業科学

87 かつ

Writing 21;

Speaking 19;

Reading 19;

Listening 19

6.5 かつ

各項目6.0

Biotechnology

バイオテクノロジー学

87 かつ

Writing 21;

Speaking 19;

Reading 19;

Listening 19

6.5 かつ

各項目6.0

Business Administration(MBA)

経営学

87 かつ

Writing 21;

Speaking 19;

Reading 19;

Listening 19

6.5 かつ

各項目6.0

Computer Science

コンピューターサイエンス学

87 かつ

Writing 21;

Speaking 19;

Reading 19;

Listening 19

6.5 かつ

各項目6.0

Economics

経済学

87 かつ

Writing 21;

Speaking 19;

Reading 19;

Listening 19

6.5 かつ

各項目6.0

Engineering

工学

87 かつ

Writing 21;

Speaking 19;

Reading 19;

Listening 19

6.5 かつ

各項目6.0

Global Management

国際マネジメント学

100 かつ

Writing 24;

Speaking 21

7.0 かつ

Writing 6.5;

Speaking 6.5

International Relations

国際関係学

87 かつ

Writing 21;

Speaking 19;

Reading 19;

Listening 19

6.5 かつ

各項目6.0

Law

法学

87 かつ

Writing 21;

Speaking 19;

Reading 19;

Listening 19

6.5 かつ

各項目6.0

Medicine

医学

100 かつ

Writing 27;

Speaking 23;

Reading 25;

Listening 25

7.0 かつ

各項目7.0

Music

音学

87 かつ

Writing 21;

Speaking 19;

Reading 19;

Listening 19

6.5 かつ

各項目6.0

Nursing

看護学

100 かつ

Writing 27;

Speaking 23;

Reading 25;

Listening 25

7.0 かつ

各項目7.0

Public Health

公衆衛生学

87 かつ

Writing 21;

Speaking 19;

Reading 19;

Listening 19

6.5 かつ

各項目6.0

Psychology

心理学

100 かつ

Writing 27;

Speaking 23;

Reading 25;

Listening 25

7.0 かつ

各項目7.0

Sports Coaching

スポーツコーチング学

87 かつ

Writing 21;

Speaking 19;

Reading 19;

Listening 19

6.5 かつ

各項目6.0

Sports Medicine

スポーツ医学

87 かつ

Writing 21;

Speaking 19;

Reading 19;

Listening 19

6.5 かつ

各項目6.0

Teaching

教育学

N/A 7.0 かつ

Writing 7.0;

Speaking 8.0;

Reading 7.0;

Listening 8.0

参考元:

https://future-students.uq.edu.au/admissions/english-language-requirements

 

TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。

世界有数のオーストラリアを代表する研究大学であり、最高水準の勉強や研究をすることができる大学として多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるクイーンズランド大学に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。

 

出願から合否発表までの流れ 

オンラインで出願が可能

近年はオンライン環境も整い、多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。クイーンズランド大学も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。

 

クイーンズランド大学の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。

 

出願書類

一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。

・願書(オンラインの申請フォームを入力します)

・受験料

・学位・成績証明書(日本語英語両方)

・英語力の証明書(TOEFLまたはIELTSスコア)

・I D

 

注意

・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。

・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。

必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。

 

英語原文

  • Online application form
  • Application fee
  • Academic transcripts
  • documentation demonstrating your English language proficiency
  • a copy of your passport or national ID card

(クイーンズランド大学ウェブサイトの「Submit your application」ページ参照: https://future-students.uq.edu.au/admissions/postgraduate-coursework/submit-your-application)

 

提出期限

  • 出願書類の提出期限

Coursework:春学期−前年11月30日まで 秋学期−同年5月31日まで

Research: 1月期−9月30日、4月期−12月31日、7月期−3月31日、10月期−6月30日

 

出願書類の提出期限はコースによって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。

特にオーストラリアに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘してくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。

 

なお、クイーンズランド大学は志望者数が多く、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。

 

参考元:

https://future-students.uq.edu.au/admissions/postgraduate-coursework/submit-your-application

https://future-students.uq.edu.au/study/programs/master-philosophy-7500#how-to-apply

 

クイーンズランド大学の合格率


 
刺激的で卓越した教育・研究環境で学んだ学生たちがその学んだ知のリーダーシップでさまざまな問題を解決し、より良い世界に導いてきたクイーンズランド大学の大学院の合格率は、公表されていませんが、大学院の場合、通常コースやプログラムによって異なります。

優秀なだけでなく、好奇心や創造性と独創的な考えを持ち、次世代のために知識を使って世界に貢献することができるリーダーシップのある人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することが、クイーンズランド大学の合格への近道となります。

 

 

学費と奨学金制度

2年間の学費と生活費

クイーンズランド大学は公立大学ですが、留学生の学費は高めに設定されています。

クイーンズランド大学の1年間の学費は、大学院の場合、約27,177 AUD〜355,009 AUD (1AUD=75円換算:約204万円〜2662万円)とされていて、オーストラリアでの生活費(居住と生活費で年間で約250万円)も含めると2年間で約908万円〜5824万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、学費もやや高めですが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。

なお、コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。

 

参考元:

https://future-students.uq.edu.au/admissions/postgraduate-coursework/review-fees-and-financial-support

 

奨学金

クイーンズランド大学は、大学院researchプログラム志望の留学生向けの奨学金の制度があります。他にも入学後に研究の助手や大学生への指導などをすることにより援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。

 

Graduate School Scholarships

クイーンズランド大学入学予定の優秀な大学院のresearchプログラム志望者向けの奨学金

https://scholarships.uq.edu.au/scholarship/graduate-school-scholarships-uqgss-%E2%80%93-includes-rtp

 

参考元:

https://scholarships.uq.edu.au/future-students

 

その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。

民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/

大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/

 

著名な卒業生

学生が好奇心を持って新しい知識を探求することができるような最高水準の教育・研究を提供し、リーダーシップを取って得た知識を使って世界をより良く変えていくことができる人材の育成をミッションに掲げているクイーンズランド大学。ノーベル賞受賞者をはじめ、さまざまな分野において世界で活躍する方々を多く輩出しており、以下の方々のように、多くの著名人がクイーンズランド大学を卒業しています。

 

  • Raymond Dart(世界初アウストラロピテクスの化石発見 / 1916年 地質学修士号(MS)取得)
  • Jock R. Anderson(世界銀行農業政策部門コンサルタント / 1965年 農業科学修士号(MS)取得)
  • John Harsanyi(ノーベル生理学・医学賞 / 1966年 獣医科学修士号(MS)取得)
  • Campbell Newman(前クイーンズランド州知事 / 1992年 経営学修士号(MBA)取得)
  • Kim Wilkins(人気小説家 / 2006年文学博士号(PhD)取得)

 

トリビア

世界で名門公立大学のひとつとして文武両道の学生が集まるクイーンズランド大学には、同校らしい伝統や言い伝えがたくさんあります。

 

クイーンズランド大学では、Great Court Raceというリレーのレースが毎年行われます。これは、1985年クイーンズランド大学の75周年祝いの時から始まりました。このレースイベントは、『炎のランナー』で有名なケンブリッジ大学のGreat Court Runを真似て始まったと言われています。

このレースは、学生たちが4人チームのリレー形式でSt LuciaキャンパスにあるGreat Courtの周りを走るイベントで、毎年多くの精鋭なアスリート学生たちを魅了し、過去の優勝者にはオリンピックに出場した選手もいます。

このGreat Courtは、クイーンズランド州遺産に登録されているコロネードで、この回廊を選手が駆け抜けます。この建物には、1000を超える彫刻が施されており、オーストラリアやクイーンズランド州の歴史的出来事が描かれていたり、シェイクスピアやプラトンなどの学問で有名な人物の彫刻もあるそうです。

クイーンズランド大学に入学したら、ぜひ勉強だけでなくキャンパスのさまざまな芸術やスポーツにも触れてみてくださいね。

 

このように世界中から多様な才能を持った生徒が集まって成長し続けるクイーンズランド大学には、さまざまな伝統や取り組みがたくさんあります。入学したら、是非美しいキャンパスで刺激的で充実した学生生活を送ってください。

 

参照: https://uqsport.com.au/whats-on/great-court-race/

https://www.uq.edu.au/news/article/2010/05/great-court-race-tradition-runs-family

https://campuses.uq.edu.au/st-lucia/great-court

 

まとめ

オーストラリアの中で世界でも評価されている由緒正しい名門公立大学でありながら、変化を恐れずチャレンジし、世界で活躍する人たちを沢山生み出してきたクイーンズランド大学。そのような卓越した教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。

入学するにはとても高い壁とはなりますが、知のリーダーシップで世界に貢献してきたクイーンズランド大学で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。

将来は、世界的リーダーや発明家と一緒に勉強したり、もちろん自分が世界に貢献できる起業家や研究者などになるかもしれませんね。

 

是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。

 

クイーンズランド大学への留学を目指しているみなさんへ


 
クイーンズランド大学をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません

 

現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?

 

いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。

なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。

目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。

 

さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。

日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。

LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…

 

①日本語と英語の間にあるギャップを解消し

②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び

③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる

 

…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。

 

またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。

 

その理由は主に2つあります。

 

①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない

 

一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。

その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。

 

LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。

 

留学後に使える英語を学ばないと意味がない

 

試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。

 

目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。

LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。

 

よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。

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