LIBERTY独自ランキング
RANKING
Rämistrasse 71, CH-8006 Zürich, Switzerland
LIBERTYトップ100大学ランキング84位
チューリッヒ大学は、1833年にスイスのチューリッヒに創立された総合大学です。もともとは、1525年から存在している神学、法学、医学の学校と新たに心理学が合わさった学校で、スイスで一番大きい大学です。チューリッヒ大学は、長い間未来志向で積極的なアプローチで大学を発展させてきました。女性の教育を受ける権利におけるパイオニア的存在でもあり、ドイツ語圏の中で最初に女性に博士号を与えた大学でもあります。現在は、さまざまな大学や期間と協働しながらヨーロッパを代表する研究大学の一つとして高い評価を得ています。
Times Higher Educationによると、2020年のスイス国内ランキングでは3位、世界ランキングでは90位となっています。
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/25/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats)
チューリッヒ大学は、“Work in all disciplines at the University is based on a scholarly inquiry into the realities of our world”(世界の現実の問題への学識的な探究をすること)を目標として掲げ、スイス最大の大学として、多様で幅広い分野で各分野の特徴を尊重しながら、学部間を越えた取り組みを通してあらゆる世界の問題に取り組んできました。その結果、ノーベル受賞者をはじめ、世界に貢献する人たちを多く輩出してきました。
大学院は、全部で約40のプログラムを提供しており、あらゆる分野を網羅しています。特に医学、免疫学、生物学、経済学の分野で高い評価を得ています。
どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されています。
スイスを代表する総合大学の一つとして、世界中から来る多くの学生に世界最高水準の研究施設と教育環境を提供してきたチューリッヒ大学。
本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。
【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。
テストスコア | GPA* | 3.2 |
ACT* | N/A | |
IELTS | 7.0 | |
TOEFL/iBT | 94 | |
SAT* | N/A | |
アメリカ大学ランキング* | N/A | |
世界大学ランキング* | 90位 | |
学費+生活費* | $ 23,436 /年 | |
合格率* | N/A |
*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。
参考元:
(https://www.gotouniversity.com/university/university-of-zurich)
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/university-zurich)
チューリッヒ大学の学生は約21%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。
共通言語は基本的にドイツ語とされていますが、大学院については、基本的に英語で行われており、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。
英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。
School/Program
学科(大学院) |
Minimum Required Scores
必要とされる英語資格の点数の最低スコア |
|
TOEFL iBT | IELTS (Academic) | |
Biology
生物学 |
94 (C1 level of CEFR) | 7.0 (C1 level of CEFR) |
Biomedicine
生物医学 |
94 (C1 level of CEFR) | 7.0 (C1 level of CEFR) |
Business Administration(MBA)
経営学 |
94 (C1 level of CEFR) | 7.0 (C1 level of CEFR) |
Chemistry
化学 |
94 (C1 level of CEFR) | 7.0 (C1 level of CEFR) |
Economics
経済学 |
94 (C1 level of CEFR) | 7.0 (C1 level of CEFR) |
Immunology
免疫学 |
94 (C1 level of CEFR) | 7.0 (C1 level of CEFR) |
Law
法学 |
94 (C1 level of CEFR) | 7.0 (C1 level of CEFR) |
Mathematics
数学 |
94 (C1 level of CEFR) | 7.0 (C1 level of CEFR) |
Neurosciences
神経科学 |
94 (C1 level of CEFR) | 7.0 (C1 level of CEFR) |
Physics
物理学 |
94 (C1 level of CEFR) | 7.0 (C1 level of CEFR) |
参考元:
(https://www.uzh.ch/cmsssl/en/studies/application/languagerequirements.html)
TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。
スイス最大の大学として多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるチューリッヒ大学に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。
オンラインで出願が可能
近年はオンライン環境も整い、多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。チューリッヒ大学も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。
チューリッヒ大学の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。
出願書類
一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。
注意
・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。
・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。
・必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。
英語原文
(チューリッヒ大学Application and Admissionウェブサイトの「Documents to Submit」ページ参照:https://www.uzh.ch/cmsssl/en/studies/application/apply/documents.html
提出期限
出願書類の提出期限は学科によって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。
特にスイスに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘してくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。
なお、チューリッヒ大学は志望者数が多く、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。
参考元:
(https://www.uzh.ch/cmsssl/en/studies/application/deadlines.html)
最先端の研究を追求し、世界最高水準の教育環境を提供し、さまざまな分野で最先端の課題を解決すべく取り組み続け、世界に貢献してきたチューリッヒ大学の大学院の合格率は、公表されていませんが、大学院の場合、通常コースやプログラムによって異なります。
優秀なだけでなく、好奇心を持ち、知的に柔軟で一生を通じて学ぶことに貪欲な人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがチューリッヒ大学の合格への近道となります。
2年間の学費と生活費
チューリッヒ大学は総合大学ですが、留学生の学費は比較的安めに設定されています。
チューリッヒ大学の1年間の学費は、大学院の場合、約720 CHF (1CHF=117円換算:約20万円)とされていて、スイスでの生活費(居住と生活費で年間で約300万円)も含めると2年間で約640万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、学費もやや高めですが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。
なお、コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。
参考元:
(https://www.uzh.ch/cmsssl/en/studies/application/fees.html)
奨学金
チューリッヒ大学は、残念ながら大学による大学院留学生向けの奨学金の制度はありませんが、家庭の収入が低いことを証明することによって奨学金がもらえる場合があります。他にも、入学後に研究の助手や大学生への指導などをするなどして援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。
参考元:
(https://www.studienfinanzierung.uzh.ch/en.html)
その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。
民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/
大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/
学生に最高水準の教育・研究を提供し、洞察力があり、クリティカルに世界のさまざまな問題に取り組む人材の育成を目指しているチューリッヒ大学。アインシュタインをはじめ、さまざまな分野において世界で活躍する方々を多く輩出しており、以下の方々のように、多くの著名人がチューリッヒ大学を卒業しています。
スイスの国際的な総合大学一つであるチューリッヒ大学には、同校らしい伝統や取り組みがたくさんあります。
チューリッヒ大学にはたくさんの博物館があります。
動物博物館では、世界中から1500種類以上の動物を展示しており、子供から大人まで楽しんで学ぶことができる展示会などを随時開催しています。
考古学コレクションは、もともと1852に教授たちが石膏の彫刻を集め始めたことを起源としており、古代エジプト、ギリシャ、ローマなどのさまざまな彫刻などを楽しむことができます。
さらに、民俗学博物館では、2001年からRegard Bleuという民俗学的な映像のフェスティバルが開かれています。映像はすべて世界中の学生が製作したものに限られていて、さまざまな未知な文化も楽しめるフェスティバルとなっているようです。
他にも、チューリッヒ大学にしかないイベントや取り組みがたくさんあります。
チューリッヒ大学に入学したら、ぜひ勉強だけでなく多くの博物館を訪れてさまざまな分野に触れてみてくださいね。
このように世界中から優秀な生徒が集まってくるチューリッヒ大学には、さまざまな取り組みがたくさんあります。入学したら、是非数多くの国からの留学生とも仲良くなって刺激的で充実した学生生活を送ってください。
参照:https://www.uzh.ch/cmsssl/en/outreach/museums/zoologisches-museum.html
https://www.uzh.ch/cmsssl/en/outreach/museums/archaeologische-sammlung.html
https://www.news.uzh.ch/de/articles/2020/Filmfestival_Regard_Bleu_2020.html
スイスだけでなくヨーロッパでも評価されている名門大学の1つとして、最先端の教育研究を提供し、アインシュタインなどの世界に大きな影響を与えた人たちを生み出してきたチューリッヒ大学。そのような最高の教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。
入学するにはとても高い壁とはなりますが、世界中の知的好奇心の強い優秀な人々と勉強や研究するチューリッヒ大学で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。
将来のノーベル賞受賞者と一緒に勉強したり、もちろん自分が世界に貢献できる研究者などになるかもしれませんね。
是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。
チューリッヒ大学をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません
現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?
いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。
なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。
目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。
さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。
日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。
LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…
①日本語と英語の間にあるギャップを解消し
②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び
③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる
…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。
またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。
その理由は主に2つあります。
①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない
一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。
その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。
LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。
②留学後に使える英語を学ばないと意味がない
試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。
目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。
LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。
よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?
世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、
留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。