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ニューサウスウェールズ大学|TOEFL・IELTS スコア

ニューサウスウェールズ大学

High St, Kensington, Sydney, New South Wales, NSW 2052, Australia

LIBERTYトップ100大学ランキング64位

概要

ニューサウスウェールズ大学は、1949年にオーストラリアのニューサウスウェールズ州シドニーに創立された公立大学です。もともと産業革命や第二次世界大戦を通じて、農業から近代の科学や技術を重視した社会に移る必要性を感じていた中で、ニューサウスウェールズ州政府は、質の高いエンジニアやテクノロジー関係の専門家を養成するためにニューサウスウェールズ大学を設立することになりました。今は、オーストラリアを代表する研究大学の1つとして高い評価を得ており、オーストラリアにある大学の中でも留学生が多い国際色豊かな大学です。
 
Times Higher Educationによると、2020年のオーストラリア国内ランキングでは6位、世界ランキングでは71位となっています。
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2020/world-ranking#!/page/0/length/25/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats)
 
ニューサウスウェールズ大学は、“making a difference by focusing on areas critical to the future.”(将来において重要な分野に重きを置くことで他と差をつけること)にコミットして、新しい研究や継続的な変革によって気候変動、再生エネルギー、医療治療などの最も重要な問題に取り組み、技術の発展に貢献してきました。また、社会科学の分野においては、人権、公衆衛生、高齢化などの社会が直面している問題について提言してきました。
 
大学院は、全部で大きく9つの学部に分かれ、あらゆる分野を網羅しています。特に、会計学、金融学、法学、工学の分野で高い評価を得ています。
どの学部も入学の際に求められるスコアの水準が非常に高く設定されていますが、大学入学の平均合格率は公表されていません。
 
オーストラリアを代表する国際色豊かな公立大学として、世界中から来る多くの学生に世界最高水準の研究施設と教育環境を提供してきたニューサウスウェールズ大学。
本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。
 
【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。

テストスコア GPA* 3.5
ACT* N/A
IELTS 6.5
TOEFL/iBT 90
SAT* N/A
アメリカ大学ランキング* N/A
世界大学ランキング* 71位
学費+生活費* $ 47,520/年
合格率* N/A

*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。
 
参考元:
(https://www.gotouniversity.com/university/university-of-new-south-wales/)
(https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/unsw-sydney)
 

大学院で必要とされる英語力


 
ニューサウスウェールズ大学の学生は約44%が外国の出身であり、さまざまな国から優秀な学生が世界最高水準の高度な研究と教育を受けられる環境を求めてたくさん集まってきます。
共通言語は基本的に英語で統一されており、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。
 
英語が母語でない学生には英語力のスコアの提示が求められており、主な大学院コースの英語力のボーダーラインは以下の通りです。
 

School/Program

学科(大学院)

Minimum Required Scores

必要とされる英語資格の点数の最低スコア

TOEFL iBT IELTS (Academic)
Art & Design

アート・デザイン学

90 かつ
Writing 23;
Speaking 22;
Reading 22;
Listening 22
6.5 かつ
各項目6.0
Art & Social Sciences

アート・社会科学

94 かつ
Writing 25;
Speaking 23;
Reading 23;
Listening 23
7.0 かつ
各項目6.0
Business Administration(MBA)

経営学

94 かつ
Writing 25;
Speaking 23;
Reading 23;
Listening 23
7.0 かつ
各項目6.0
Engineering

工学

90 かつ
Writing 23;
Speaking 22;
Reading 22;
Listening 22
6.5 かつ
各項目6.0
Finance

金融学

94 かつ
Writing 25;
Speaking 23;
Reading 23;
Listening 23
7.0 かつ
各項目6.0
Law

法学

94 かつ
Writing 25;
Speaking 23;
Reading 23;
Listening 23
7.0 かつ
各項目6.0
Medicine

医学

90 かつ
Writing 23;
Speaking 22;
Reading 22;
Listening 22
6.5 かつ
各項目6.0
Professional Accounting

専門会計学

94 かつ
Writing 25;
Speaking 23;
Reading 23;
Listening 23
7.0 かつ
各項目6.0

 
参考元:
(https://www.international.unsw.edu.au/student-guide)
 
TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。
世界有数のオーストラリアを代表する研究大学であり、最高水準の勉強や研究をすることができる大学として多くの国から非常に優秀な人材が集まってくるニューサウスウェールズ大学に入るためにはかなり高い英語力を求められますが、入った後にその分思う存分自分の興味分野を深めることができるでしょう。
 

出願から合否発表までの流れ


 
オンラインで出願が可能
 
近年はオンライン環境も整い、多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。ニューサウスウェールズ大学も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。
 
ニューサウスウェールズ大学の公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。出願を考え始めたら、まずは公式ウェブサイトを確認して、出願の流れを確認するようにしましょう。
 
出願書類
 
一般的にコースで必要になる共通書類は次のとおりです。

  • 願書(オンラインの申請フォームを入力します)
  • 受験料
  • 学位・成績証明書(日本語英語両方)
  • 英語力の証明書(TOEFLまたはIELTSスコア)

 
注意
・各コースによって必要書類が異なりますので、必ずご自身で確認しましょう。
・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。
必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。
 
英語原文

  • Online application form
  • Application fee
  • Academic transcripts
  • English language requirements

 
(ニューサウスウェールズ大学ウェブサイトの「Student Guide」ページ参照: https://www.international.unsw.edu.au/student-guide)
 
提出期限
 
出願書類の提出期限
Coursework:Term1 − 2月8〜12日、Term2 − 5月25〜28日、Term3 − 9月8〜10日
Research: いつでも提出可

 
出願書類の提出期限は学科によって全く異なり、毎年変わる可能性があります。必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで締切日を確認し、出願は早めの準備を心がけましょう。
特にオーストラリアに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたりしても誰も直接指摘してくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。
 
なお、ニューサウスウェールズ大学は志望者数が多く、世界中から多くの優秀な学生が応募するので、早めに、かつ、Admission Officeの目にとまるような内容の自己推薦文等を準備しましょう。
 
参考元:
(https://www.international.unsw.edu.au/student-guide)
 

ニューサウスウェールズ大学の合格率


 
世界が直面している重要な課題を重視して、光発電やエイズ、量子コンピューティングなどのの研究をして、世界から高い評価を得てきたニューサウスウェールズ大学の大学院の合格率は、公表されていませんが、大学院の場合、通常コースやプログラムによって異なります。
優秀なだけでなく、世界の変革をもたらすことができるような、変化を恐れない人材を求めているので、それに繋がる経歴、経験等を強調する自己推薦文や推薦状を準備して出願することがニューサウスウェールズ大学の合格への近道となります。
 

学費と奨学金制度

 
2年間の学費と生活費
 
ニューサウスウェールズ大学は公立大学ですが、留学生の学費は高めに設定されています。
ニューサウスウェールズ大学の1年間の学費は、大学院の場合、約31,440 AUD〜49,680 AUD (1AUD=75円換算:約235万円〜373万円)とされていて、オーストラリアでの生活費(居住と生活費で年間で約250万円)も含めると2年間で約970万円〜1246万円程度は必要だと見積もっておきましょう。最先端の研究と教育を受けられる最高の環境で勉強することができる分、学費もやや高めですが、将来のキャリア等を考えれば必要な投資と言えるでしょう。
なお、コースやプログラムによって学費は差がありますので、各コースのウェブサイトで確認するようにしましょう。
 
参考元:
(https://www.international.unsw.edu.au/student-guide)
 
奨学金
 
ニューサウスウェールズ大学は、大学院志望の留学生向けの奨学金の制度があります。他にも入学後に研究の助手や大学生への指導などをすることにより援助してくれる場合もありますし、各研究分野で独自に奨学金を出してくれる団体もあるので、諦めずに調べましょう。
 
① UNSW postgraduate coursework scholarships
ニューサウスウェールズ大学院入学予定の優秀なCourseworkプログラム志望者向けの奨学金
 
② University International Postgraduate Award (UIPA)
ニューサウスウェールズ大学院入学予定の優秀なResearchプログラム志望者向けの奨学金
 
③ Australian Government Research Training Program (RTP) International Scholarship
オーストラリア政府によるニューサウスウェールズ大学院入学予定の優秀なResearchプログラム志望者向けの奨学金
 
参考元:
(https://www.international.unsw.edu.au/student-guide
https://research.unsw.edu.au/international-research-scholarships)
 
その他、留学にあたっての奨学金制度や支給団体については以下のページをご参照ください。
民間組織や公的機関からの奨学金について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8462/
大学負担の奨学金制度について: https://www.liberty-e.com/royal-road-of-english/8464/
 

著名な卒業生

 
学生が世界を変えようとする潜在能力を発揮することができるような最高水準の教育・研究を提供し、世界を変革人材の育成をミッションに掲げているニューサウスウェールズ大学。さまざまな分野において世界で活躍する方々を多く輩出しており、以下の方々のように、多くの著名人がニューサウスウェールズ大学を卒業しています。

  • John Harsanyi(サイエンスコミュニケーター / 1980年 生物医学工学修士号(MS)取得)
  • Michelle Haber(小児癌研究所代表 / 1984年 生理学博士号(PhD)取得)
  • Rosalind Frances Croucher(オーストラリア人権委員会長 / 1994年 法制史学博士号(PhD)取得)
  • Richard Feachem(Global Fund to Fight AIDS代表 / 2007年環境医学博士号(PhD)取得)
  • John De Margheriti(ソフトウェア開発者 / 2012年 経営学修士号(MBA)取得)

 

トリビア

 
世界で名門公立大学一つとして歴史のあるニューサウスウェールズ大学には、同校らしい伝統や言い伝えがたくさんあります。
 

 
ニューサウスウェールズ大学には、Australia Ensembleという大学独自のアンサンブル奏者がいます。彼らは、7人で構成されていて、ニューサウスウェールズ大学に住んでいるそうです。この、Australia Ensembleは1980年に設立され、その後、国の最も素晴らしいアンサンブル奏者として広く知られるようになりました。彼らは、オーストラリアだけに留まらず、世界でも公演をしているほどの実力があります。
 
彼らは、ニューサウスウェールズ大学で、無料のコンサートやワークショップを開いています。
 
他にも、アートギャラーリーでは、展示会や芸術家による講演会などもあります。毎年12月にはArt & Designの卒業生による展示会があり、この展示会で表彰されると、賞金をもらえるそうです。
 

 
ニューサウスウェールズ大学に入学したら、ぜひ勉強だけでなく音楽や美術などのさまざまな芸術にも触れてみてくださいね。
 
このように幅広い分野にわたる教育を提供するニューサウスウェールズ大学には、さまざまな伝統や取り組みがたくさんあります。入学したら、是非美しいキャンパスで刺激的で充実した学生生活を送ってください。
 
参照: https://www.music.unsw.edu.au/australia-ensemble-unsw
https://www.classikon.com/groups/ensembles/australia-ensemble/
https://www.sydneyartsguide.com.au/unsw-art-design/#more-46292
https://artdesign.unsw.edu.au/current-students/ad-annual-graduate-exhibition
 

まとめ

 
オーストラリアのを代表する公立大学として、世界を変えることに果敢に挑戦し続け、世界で活躍する人たちを沢山生み出してきたニューサウスウェールズ大学。そのような卓越した教育・研究を求めて、非常に優秀な学生が世界中から集まってきます。
入学するにはとても高い壁とはなりますが、将来に最も重大な影響を与える分野に特に力を入れて世界に貢献してきたニューサウスウェールズ大学で学ぶことができれば、非常に刺激的な学校生活を送ることができます。
将来は、世界的リーダーや発明家と一緒に勉強したり、もちろん自分が世界に変革を起こす事業家や研究者などになるかもしれませんね。
 
是非ともLIBERTYで高度な英語力をつけ、諦めずに合格を目指してください。
 

ニューサウスウェールズ大学への留学を目指しているみなさんへ


 
ニューサウスウェールズ大学をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません
 
現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?
 
いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。
なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。
目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。
 
さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。
日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。
LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…
 
①日本語と英語の間にあるギャップを解消し
②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び
③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる
 
…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。
 
またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。
 
その理由は主に2つあります。
 
①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない
 
一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。
その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。
 
LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。
 
②留学後に使える英語を学ばないと意味がない
 
試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。
 
目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。
LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。
 
よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?

世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。

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